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自称「初級者」のトレーダーズ日誌【28 日目:2025年2月25日(火)Evening】

 本日も先ほどCloseした日本市場から。本日は、先週末の米国市場の流れを引き継いで、「大幅な下落」で、下値については、「38000円」が「心理的抵抗線」となると予想しておりました。概ね、予想どおりでした。前場の終盤まで、「マイナス圏」で「緩やかな上昇」を描いていたのですが、この地合いのため、一定の利益確定売りが出て「下落」し、後場は「横横の展開」で着地しました。下値については、38100円を一度も割ることがありませんでした。「バフェット効果」が出て、「商社関連銘柄」が揃って「大幅高」となり、「38000円割れ回避」に寄与したものと思われます。反対に、マイクロソフトがデータセンターのリースを解約したとの報道を受けて、投資家が「データセンター」に関する懸念を持ち、「データセンター関連銘柄」に売りが出て「大幅下落」となりました。最近は、一つの影響力が強い「ニュースソース」で相場が大きく左右されることが多い印象です。投稿までに全部把握しきれていないケースがあるため、予想も大きくぶれることがあります。
 相変わらず、「トランプ関税」の「不透明感」、「利上げ観測」、「円高進行」のリスクがあり、「地政学的リスク」や「パンデミックリスク」等の変動要素が付け加わってくるかもしれませんので、気が抜けない展開となります。さらに26日「エヌビディア」の決算発表が行われます。「DeepSeekショック」により時価総額が約90兆円下落し、「高機能GPU不要論」が高まる中、これまで「高いコンセンサス」に翻弄されてきた「エヌビディア」の決算発表終了後、市場がどのような反応を示すか注目です。
 本日の「保有個別株」の特徴的な状況は、以下の通りです。
 本日は、なんといっても5大商社の一角「丸紅」が「大幅高」となったことです。「バフェット効果」が顕著に出た実例です。その他の4大商社も「大幅高」となりました。
 一方で、前述のマイクロソフト報道で、「ソフトバンクグループ」や「データセンター」絡みの電線敷設を担う「古河電工」、「フジクラ」が大幅に売り込まれました。「データセンター不要論」に輪をかけたようです。
 「利上げ観測」で期待の「銀行関連銘柄」の3大メガバンクは、地合いが悪い中、揃って「堅調」でした。しばらくは軟調な全体相場となることが予想されますので、「堅調」、「軟調」の展開が交互に続く可能性が高いと思いますが、「利上げ」が確定する可能性がある3月の「日銀金融政策決定会合」以降は「堅調」な展開になると思います。
 「トランプ関税」の影響が大きい「自動車関連銘柄」、「半導体関連銘柄」は総じて「軟調」な展開となりました。「トヨタ」、「ジェイテクト」は「上昇」、「ローム」、「富士電機」、「デンソー」、「レゾナックHD」、「日東紡」は「下落」と明暗が分かれました。特に「半導体関連銘柄」はトランプ米政権が日本及びオランダに「対中半導体規制強化」で圧力と伝わったことにより下落したようです。「医薬品関連銘柄」は、「GNI」、「ペプチドリーム」共「下落」となりました。
 「3大塩漬け株」の「メタリアル」、「TrueData」、「JMC」は、「メタリアル」のみ「下落」となりました。「メタリアル」は、今後実績を伴ったIRを打ってほしいと思います。「TrueData」、「JMC」は地合いが悪い中での「反転」なので、期待が持てると思います。いずれにせよ、「3大塩漬け株」は「亀の歩み」のようにゆっくりでよいので着実に「上昇」してもらいたいものです。
 最近手に入れた「コスモスイニシア」と「東レ」は揃って「軟調」な展開となりました。両社とも戦略等はしっかりとしたものがありますので、すぐに「いい感じ」に戻ると思います。
 「監視銘柄」の「オルツ」と「ジャパンインベストメントアドバイザー」は、揃って「下落」となりました。話題を呼んだIRも数日すれば大半が忘れ去られる可能性が高く、いずれは下落局面を迎えますので、「ねらい目」です。成長すると思われる銘柄は、下値を切り上げてきますので、再上昇する前に取得できるよう引き続き「監視予定」です。
 本日の米国市場は、今現在先物主要指標が総じて「小幅なプラス」で、ダウは「小幅な上昇」、「NASDAQ」と「S&P500」は「下落」と予想します。今週は26日の「エヌビディア」決算発表で全体相場が影響を大きく受ける週です。影響如何では、「再度の大幅な下落」もあり得るでしょう。その他「トランプ関税」の「不透明感」と「利下げ延期観測」とが相まって、「予測不能な展開」になる可能性もあります。これらの要素が「上値を重くする」ことは間違いないでしょう。
 では、結果は、明日のMorningで! See You

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