見出し画像

自称「初級者」のトレーダーズ日誌【14 日目:2025年2月11日(火)Morning】

 本日は、先ほど終了した米国市場から。総じて「緩やかな上昇」を描くという予想でしたが、「ハイテク」が主流のNASDAQが予想を上回りました。引き続き「トランプ関税」は重荷のようですが、「DeepSeekショック」から「AIサービス分野」に「すそ野」が広がり、思惑買いも含めて、好調になったのではないかと思います。ただし、「DeepSeek」の生成AIもセキュリティ上の懸念が大きいようです。その辺りが「AIサービス関連銘柄」にどのような影響を与えるのか注目です。その他の指標もすべて「プラス」でトランプ関税が重荷の割には「堅調」のようです。ただし、11日にFRBパウエル議長が上院銀行委員会で金融政策に関し、半期に1度の証言を行う予定ですし、12日には1月分消費者物価指数(CPI)の発表が控えていますので、市場は「落ち着く暇」がありません。「利下げがない」ことは、すでに市場に「織り込み済み」なので、株式市場に悪影響があるとは言え、影響は小さいと思います。果たして「吉」と出るか、「凶」と出るか、注目です。
 本日、日本市場は「建国記念の日」でお休みです。米国市場が休場の時の日本市場は「静かな動き」となりますが、日本市場が休場の時に米国市場が影響を受けることは「皆無」です。前述のように重要なイベントがありますので、それに反応する「動き」となります。
 昨日の好決算銘柄「フジクラ」についてそのエピソードを記載します。1000円台前半の時に「電線御三家」という言葉に引っ掛かり手に入れた銘柄です。当初は「低空飛行」でしたが、「データセンター」絡みで「動意」し、約6倍株に変貌しました。業績好調なので「増配」もついてきました。「CM」も流れていますよね。明日以降も楽しみです。
 別銘柄で名称だけで旧態依然の事業構成を想像しがちな「古河電工」ですが、「電線御三家」の一角で、同様に「データセンター」で「動意」しました。米国工場を立ち上げ、関税対策も万全のようですので、明日の決算発表が楽しみです。
 上記2銘柄に関して「死角」がないわけではありません。「グーグル」、「アマゾン」、「ソフトバンク」等が「データセンター」と「原発」をセットで整備する計画を発表していますので、今のところは「盤石」ですが、「DeepSeekショック」や「エッジコンピューティングの進展」で「データセンター不要論」が台頭してきている現状において、「利益確定」も含めて適切に見極めていきたいと思います。
 明日の日本市場は、11日FRBパウエル議長の証言に左右された米国市場の流れを受けてのスタートとなります。現在の米国市場の主要先物指標を見る限り、懲りないようですが、「緩やかな上昇」と予想しておきます。
 結果は、明日のMorningで! See You


いいなと思ったら応援しよう!