自称「初級者」のトレーダーズ日誌【30 日目：2025年2月27日（木）Evening】

　本日も先ほどCloseした日本市場から。まだまだ油断はできませんが、「エヌビディア」ショックにならずに済み、ほっと一息というところでしょうか。「小幅な上昇」で、下値については、「38000円」が「心理的抵抗線」で「底堅い展開」になると予想していました。概ね予想どおりでした。「エヌビディア」が好決算を発表したものの、市場では想定内との見方や先行きの需要減速を懸念する声もあり、26日の時間外取引で株価は「一進一退」となったことから、好感した反応は限定的でした。今夜の米国市場での株価に注目です。相変わらず、「トランプ関税」の「不透明感」、「利上げ観測」、「円高進行」のリスクがあり、「上値が重い展開」が続いています。
　本日の「保有個別株」の特徴的な状況は、以下の通りです。
　本日は、なんと言っても「エヌビディア」決算発表で、最も影響を受けた「半導体関連銘柄」です。「デンソー」、「富士電機」、「ローム」、「レゾナックHD」は「上昇」、「日東紡」は「下落」となり、明暗を分けましたました。ただし、「不透明感」が漂う「トランプ関税」の影響を受けますので、明日以降は「軟調」な展開になる可能性があります。関連して「データセンター」についても、「ソフトバンクグループ」は「上昇」、電線敷設を担う「フジクラ」も「上昇」、「古河電工」は「下落」し、明暗を分けました。「メタ」がデータセンターへ2000億ドル投資と伝わったことも上昇要因の一つだと思います。
　「バフェット効果」が継続しているのか、5大商社の一角「丸紅」が「続落」となりました。「バフェット効果」は「短期的」に見るのではなく、「中長期的」に見た方がよいようです。
　「利上げ観測」で期待の「銀行関連銘柄」の3大メガバンクは、揃って「堅調」でした。この所、「堅調」、「軟調」の交互の展開が続いていますが、「利上げ」が確定する可能性がある3月の「日銀金融政策決定会合」までの辛抱かなと思っています。
　「トランプ関税」の影響が大きい「自動車関連銘柄」、総じて「堅調」な展開となりました。「トヨタ」、「ジェイテクト」、「デンソー」は「上昇」しました。「医薬品関連銘柄」は、「GNI」が「大幅反落」、「ペプチドリーム」は「上昇」となりました。
　「構造改革」を打ち出した「パナソニックHD」は、「続伸」しました。昨日の「投資判断上げ」は、継続中ですが、いつ「剥落」するかわかりませんので、とにかく「構造改革」に伴う実績が待たれるところです。
　「宇宙関連銘柄」が久々に「好調」です。「アストロスケール」への資金流入が契機となって、「ispace」、「QPS研究所」が「上昇」しました。両社とも直近有効な「IR発出」があったためとも考えられます。前者は5月中旬に「月面着陸予定」ですし、後者は「36機体制」になってからが勝負です。いずれにせよ、「ロマン株」なので、長期に保有予定です。
　「エムスリー」が「続落」です。決算発表後、「急騰」を演じましたが、息切れのようで、ちょっと「心配」です。
　「TOB」の「ベースフード」は「反騰」です。「TOB」発表の翌日に「ストップ高」を演じ、その翌日から「低迷」していました。今後「TOB」価格への「サヤ寄せ」を継続してもらいたいところです。
　「権利落ち日」に最も反応したのが「北の達人」です。折角、「反騰」しつつあったのに冷や水を浴びせられました。ちなみに「塩漬け株」の一つです。
　「3大塩漬け株」の「メタリアル」、「TrueData」、「JMC」は、揃って、「上昇」となりました。どうせ「塩漬け株」なので、「一喜一憂」するのではなく「中長期的」に見ることが大切だと思います。
　最近手に入れた「コスモスイニシア」は「下落」、「東レ」は「上昇」となりました。今後も期待大です。
　「監視銘柄」の「オルツ」、「ジャパンインベストメントアドバイザー」は、「下落」となりました。両社とも「下落傾向」となってきましたので、入手時期を探るため、引き続き「監視予定」です。
　本日の米国市場は、今現在先物主要指標が総じて「プラス」なので、全ての指標で「緩やかな上昇」となると予想します。決算発表を終えた「エヌビディア」株がどう変動して、市場全体にどう影響を及ぼすかが焦点となります。加えて「トランプ関税」の「不透明感」と「利下げ延期観測」、「物価高」等の影響で、「上値が重い展開」になると思います。銅への関税検討やメキシコ、カナダへの一律25％関税が４月２日に延期、一律25％のEU関税を近日中に発表等、「トランプ関税砲」が次々と炸裂しています。さらに混迷を深めそうです。
　では、結果は、明日のMorningで！　See You