
自称「初級者」のトレーダーズ日誌【17 日目:2025年2月14日(金)Evening】
本日も先ほど閉まった日本市場から。米国市場の流れを受けて、「マイナーSQ」や「トランプ相互関税」、「円高傾向」を勘案して、「小幅な上昇」と予想していましたが、大引けまで、ダラダラと値を下げ、結局300円を超える「下落」となりました。やはり、昨日の上げといい、本日の下げといい、「マイナーSQ」の影響が大きかったというのが実感です。そこに「円高傾向」が加わって、「続落」となりました。一方で、実施時期が数週間後となった「トランプ相互関税」に対する懸念が一時的に後退し、前場は「底堅さ」を感じさせる場面もありました。今回株式市場に影響を及ぼす可能性がある「マイナーSQ」を「失念」していましたので、今後は「メジャーSQ」も含めて、「都度言及」していくこととします。
本日決算発表予定の保有銘柄の「ENEOS」、「日本郵政」、「ゆうちょ銀行」は「堅調」、「東京海上HD」は「軟調」でした。場中に好決算を発表した「ENEOS」は「上昇」しました。「エネルギー分野」もさることながら子会社の「JX金属」のIPOが発表されましたので今後注目度が上がると予想します。「日本郵政」と「ゆうちょ銀行」共に好決算を発表しましたので、今後も「堅調」に推移するでしょう。最近低迷気味の「東京海上HD」も好決算を発表しましたので、今後「反騰」のきっかけになるでしょう。
以下は、特徴的な「個別保有銘柄」の状況です。
昨日、「SBIレオスひふみ」はこれ以上上昇が期待できないと判断し、「利益確定」させました。手に入れた直後から「塩漬け株」化し、非常に長い道のりでしたが、「利益」を生み出してくれました。長い道のりの中で、「株の特徴(クセ)を掴むことができ、今回の「利益確定」にも大いに役立ちました。そのような意味で、案外長期的な「塩漬け株」も悪くはないと思います。昨日好決算を発表した「イトーキ」は配当金10円の増配もあり、上昇しました。「カバー」と「日揮HD」は「続落」で、今のところ下げ止まる気配は見えません。「レゾナック」は国際会計基準移行で利益が減少することに嫌気がされたのか「下落」となりました。「ソフトバンクグループ」は下げ止まり「反転」しました。「ペプチドリーム」は好決算発表を反映して、大幅な「上昇」となりました。本日決算銘柄だった「GNI」も好決算のようなので今後共「堅調」に推移するでしょう。「医薬品分野」で、気がかりは米国の厚生長官に「ワクチン懐疑論者」のケネディ氏が承認されたことです。科学的な論拠を示すことなく規制をかける可能性がありますので、今後の「医薬品開発」や「輸出医薬品」に対する影響が心配です。テンバガー候補の「エフ・コード」も好決算を発表し、「プチ上昇」となりました。このまま順調に上昇を継続してもらいたいものです。「九州FG」も昨日の大幅な下げから「反転」しました。「TSMC」効果で今後上昇が期待できる株をリーズナブルな価格で手に入れたい層が反応したものと思われます。「塩漬け株」の「イーディーピー」は決算発表後の「悪材料出尽くし感」と地合いが悪い中、低迷株を物色していた層が、「ダイヤモンド半導体関連」で有望だと判断して資金が流入し「上昇」となりました。しかし、「塩漬け株」を脱するには、果てしない道のりです。
次に米国市場の今晩の動向です。現時点で先物指標を見ると「小幅なプラス」となっていますので、「緩やかな上昇」となるのではないかと予想します。「トランプ相互関税」の全体像がはっきりしていませんので、「買い控え」増加と相まって、上値が重い展開が予想されます。
「トランプ関税」で個別分野の「自動車分野」、「半導体分野」、「医薬品分野」の発表が、2月18日となっています。いずれの分野も日本市場が最も影響を受ける分野でありますので、来週早々、大きなマイナス変動(「ネガティブショック」)に見舞われるかもしれません。今のうちから、「対処戦略」を練っておいた方がよさそうです。事情が許すなら、「売り」ではなく、「買い」に走りたいものですね。
では、結果は明日のMorningで! See You