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自称「初級者」のトレーダーズ日誌【30 日目:2025年2月27日(木)Morning】

 本日も、Closeした米国市場から。ダウは「小幅な上昇」、「NASDAQ」と「S&P500」は「小幅な下落」と予想していました。Open直後は、ダウは予想通り、「NASDAQ」と「S&P500」は「上昇」しましたが、終盤になると「逆転」してしまいました。「小幅」は、ほぼ予想どおりでしたが、「真逆」の結果となりました。ダウは、「EU関税」の「トランプ関税砲」を契機として、米国経済への懸念が拡大、「利益確定売り」につながり、「下落」したものと思われます。「NASDAQ」と「S&P500」は、「エヌビディア」の決算発表への「警戒感」が大きかったものと思われます。「エヌビディア」の「決算予想」で、売上高が前年同期比72%増の381億ドルと、昨年11月に示した会社予想(中心値で375億ドル)を上回る見通しで、当初こそ「上昇基調」を描いたものの、終盤になるに従い、「利益確定売り」や「買い控え」、「様子見」が増え、終盤にかけて「急落」しましたが、何とか「プラス圏」で着地しました。最新GPU「ブラックウェル」の好調さや次の決算期に「DeepSeekショック」の影響が出ることが「織り込み済み」となっての「好調推移」だったのですが、「高いコンセンサス」の壁で「急落」したものの、「プラス圏」着地は驚きであり、ちょっぴり喜ばしい結果となりました。「PHL半導体(SOX)」と「NYSE FANG+」の両指数は、「大幅な上昇」で終了したことが「プラス圏」着地の要因だとも考えられます。「エヌビディア」以外の企業が補った形になった可能性も否定できません。ただし、「NASDAQ」と「S&P500」が一気に「下落」したことは、かえって「エヌビディア」の存在感の大きさを際立たせています。蓋を開けてみるまではわかりません。その他、「トランプ関税」の「不透明感」や「利下げ延期観測」、「物価上昇」、「ウクライナ戦争停戦」の最終的な行方の「不透明感」等が重荷になったと思われます。
 「エヌビディア」の「決算発表」の結果は、「好決算」となりました。それに対する市場の反応は、米国時間外取引で株価が上昇したようなので、ほっと一安心したというのが素直な気持ちです。ただし、現況を打破する「起爆剤」になるかと言うと疑問です。
 次に、日本市場です。「エヌビディア」の決算発表の結果を受けて日本市場が動き出します。「日本先物市場」の経過を見ると当初こそ「緩やかな上昇基調」で推移しましたが、終盤に「エヌビディア」の決算発表への警戒感から、「小幅な下落」で着地しました。良くも悪くも「エヌビディア」の決算発表次第のようです。前述の決算発表結果を受けて、本日の日本市場は「小幅な上昇」になると予想します。下値については、「38000円」が「心理的抵抗線」となり、極めて「底堅」展開になると思います。「円高進行」、「利上げ観測」、「トランプ関税」の「不透明感」が相変わらず重しになり、「小幅」としますが、果たして結果は如何に。あと、本日優待、配当の「権利落ち日」ですので、その影響がどう出るか注目です。
 本日の「保有銘柄」における注目の分野ですが、「エヌビディア決算」で影響必至な「半導体関連株」、長期金利低下で「軟調」な「金融関係銘柄」、「トランプ関税」に影響を受ける「自動車関連銘柄」、「医薬品関連銘柄」、「好調」な「AIサービス関連銘柄」、「トランプ関税」に影響を受けにくい「内需株」、挽回なるか?「塩漬け株」、2つの「監視銘柄」です。
 では、結果はEveningで! See You

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