目下、私たちが読み進めております書物は、以下の1冊になります。
今回は、本書の「まえがき」部分を取り上げたいと思います。
その前に、本書構成を、前回に「目次」において明らかにはしましたが…
こちらを、もう少し要約すると、以下のように分けられると思われます。
まえがき
〔序論〕
〔本論〕
〔補論〕
あとがき
一冊の本を読む…「読書」するには、様々なアプローチがありますが、これは「わたし」の我流でしかないのかもしれませんが…自分は、まずは「目次」に目を通して、その全体像、構成を捉えて、イメージをつかみます。
続いて、巻頭にある「はじめに」「まえがき」など…本文に入る前の情報に目を配ったあと、いきなり巻末にある「あとがき」「解説文」「参考文献」などに目を転じます。とくに邦訳書であった場合などは、訳者による解説文は、先に目を通してから、本文に入るようにしております。とくに参考文献は、その1冊が、どこまでを射程として網羅しているのか…の示唆に富む情報となりますので、事前情報として、とても参考になります。
結論から申しますと…
「目次」⇒「まえがき」⇒「あとがき」
この順序で読む進めた後に、やっと「本文」に入って参ります。
今回は、その「まえがき」にあたります。
以下、本書「まえがき」より引用しながら、進めて参ります。
ちょうど、今、2,000文字なのですが、もう「一ヵ所」だけ、引用をさせて頂きたく存じます。
※「2,000文字」が1回の投稿における適切な文字数だと判断しているため
ちなみに、本書『マルコの世界』‐イエス主義の源流‐は、2001年1月20日初版発行の書物であり、今日から数えること、20年以上前の書物になります。
著者は、滝澤武人(たきざわたけと)氏は「旧所属」が桃山学院大学教授となっていらっしゃるので、退官なさったのかもしれません。
今回は、滝澤武人著『マルコの世界』‐イエス主義の源流‐より「まえがき」から、ご紹介をさせて頂きました。次回は「あとがき」を、ご案内させて頂く予定でおります。
それでは、皆さま、ごきげんよう、お元気で。