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【日記#37】1月26日〜オリジナルキャラクター〜
皆さんは、オリジナルキャラクターを生み出したことはあるだろうか。
僕は、そういうのが昔から好きだった。
創作好きな小学生時代
大体は、その当時ハマっていたアニメや漫画のキャラクターをオマージュしたものが多い。
小学生の頃は『コロコロコミック』をずっと読んでいたので、パラレルワールドみたいなキャラを量産していた。
その中で、ごく稀にオリキャラが生まれることもあって、そういうキャラは今でも大事にしている。
新キャラクター誕生
就職後、新たにオリジナルキャラクターを生み出した。
もう2年前の話になる。
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左は男の子で『はるきんぐ』。
右は女の子で『サニーちゃん』。
かれこれ2年前に命を吹き込んだ、王冠がチャームポイントな2人組。
誕生秘話
最初は遊び心だった。
保育が終わって子どもたちが帰る時、迎えに来る保護者の方向けにホワイトボードで連絡事項を書いておくのだが、ある時期からそこに挿絵を描き出した。
何か理由があったというよりかは、毎日淡々と連絡ボードを出すことに飽きていたのだと思う。
あと、仕事で疲労感も溜まっていたので、「何でもいいから仕事を楽しめる方法が欲しい」とも思っていた。
そういう思いもあって、挿絵を描き出した。
仕事を楽しめるようにするためのささやかな工夫だったと思う。
ちなみに、最初はこの2人ではなく、とりあえず人間、もしくは擬人化した何かを描いていた。
それが、次第に愛着の湧くデザインとして確立していき、名前をつけ、今の2人になった。
その後の活躍
キャラクターとして確立後、ちょっとした人気者になった。
ボードの内容とは関係ないけど、保護者の方からは「絵が可愛い」と言ってもらえたり、中にはキャラクターのファンだと言ってもらえたりもした。
いつの間にやら、僕の手の中から外の世界に飛び出し、アイドルみたいな存在になっていた。
予想外ではあったけど、自分の考えたキャラクターを可愛がってもらえるのは嬉しかったし、仕事とは関係のないことでも、日々仕事をするモチベーションにもなっていた。
1年後、遠い場所へ
翌年は、まさに波乱の1年。
それご、今年度の話。
心身ともに疲れ果て、連絡ボードに挿絵をする余裕さえなくなり、可愛い2人組は姿を見せなくなった。
そして、昨年の9月。
本格的な休養に入ったことで、本当に姿を消すことになる。
自分が描けばいいだけなので別にそんな別れ話ではないけれど、しばらくはやっぱり何もする気にならなくて、絵も描けなかった。
再開、そして成長
しかし、ついに再会の時がやってくる。
というのも、この休養中にイラスト描きを本格的な趣味として始めた。
いくつかイラストを描くうちに、「もう一度彼らに会いたい」と思い始めた。
そして、描いた。
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おかえりっっっ!!!
可愛いよね。
あと、ちょっと変わった。
はるきんぐは眉毛が凛々しくなり、腰に手を当てる余裕が生まれた。(もとは気弱なキャラ設定だった。)
サニーちゃんはワンピースからスカートになったのと、髪の毛が肩まで伸びた。
月日を経て、2人は成長した。
元気どころか、パワーアップして帰ってくるなんて…すごいよ、君たちは。
自分で書いておきながら、何だか自分もパワーをもらった。
我ながら単純でおめでたいやつだと思うけど、さらに前向きになれた気がする!
ありがとう、はるきんぐ、サニーちゃん。
また、2人のいろんな絵を描くよ!!!