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丁寧に仕事をするということ。10年前のクライアントとの再会
10年前、集客支援をしていた私のクライアントに、まさかの、自分達が運営しているキャンプ場で再会することになる。
随分前の話ではあるが、仕事で合宿をすることになった。合宿の目的から、食事は地域食材を使ったお弁当を手配することになった。
そこで依頼をしたのが、
キャンプ場の近くに、たまたまお店を構えていた元クライアントの飲食店。
まだ自然・アウトドア業界に入る前で、今から約10年前。当時私は、コンサルとして、中小零細企業の経営支援をしていた。
私が担当していた業界は、主に飲食・美容・整体等。時には、美術館や動物プロダクション等多岐にわたっていて、なかでもこのクライアントはよく覚えている。
千葉県に、大きな飲食店を構えたものの集客に苦戦していて、売上減に悩んでいた。社長は穏やかな方で、地元を愛し、丁寧な日本食を提供してる印象で、私も『どうにかしたい』と、主にwebを使った集客支援を、先輩に相談しながら色々行った。
今回、お弁当の相談で10年ぶりに電話をした。電話にでたのは、あの社長。一通り要件を話したあと、思い切ってこう言ってみた。
私『あの。。10年前に〇〇でご一緒させて頂いた、栗原です。ご無沙汰しています』
社長『えっ?!栗原さん! 覚えてますよ!』
私『ほんとですかっ!
実は今、キャンプ場開発運営していて、あそこは私が担当したんです。』
社長『そうなんですか!あの公園は、息子をつれてよく遊びに行きましたよ。キャンプ場になったのは知っていましたが、まさか栗原さんとは、、』
と、10年ぶりと思えぬ、楽しい会話が続いた。
当日、お弁当はキャンプ場まで持ってきてもらったので、
短い時間ではあったが、社長に場内を案内して、なんだかとても不思議な気持ちだった。
この出来事は、当時お世話になっていた先輩にも連絡して、『懐かしいね~』なんてやりとりもした。
後日、こんなメールが届いた。
『先日はありがとうございました。10年前のこと、よく覚えています。あの時は、栗原さんに救われたんです。今でも何とかやれているのは、あの時助けていただき、業績が回復したからです。今でも、〇〇(10年前に、私が勤めていた会社)で、色々とお世話になっていますよ。先日の電話は、この10年で、1番驚き嬉しかった出来事かもしれません。また、栗原さんがご活躍されてること、とても嬉しく応援しております。』
やっぱり今でも、尊敬すべき素敵な社長だ。
私自身はというと、素敵なメッセージに書いていただいたほど、当時、たいしたこと出来てなかったと思う。がむしゃらに働きまくっていた。という記憶はあるけど・・・。
それでも、こんな親子ほど年の離れた小娘に対してさえ、10年たっても『ありがとう』を伝えられる社長に、改めて学ぶことが多くあった。
いつ、どこで何があるかわからない。
凡人に出来ることなんてしれてるが、
目の前の仕事、人。に対して、本気で向き合い、常に謙虚と感謝を忘れてはいけない。と思う再会だった。
本気というと、なんか体育会系みたいだけど、なんというかな。言い換えると、相手を想った丁寧な仕事をするということかな。
できない約束はしない
求められてることを理解し、結果を出す
まわりを、しかるべき人を巻き込む
プロセスを大事にする
やるべきことを、やる
とかね。
ま、当たり前のことか。
1円でもフィーが発生したらプロなんだから。
うん。
ありがとう、社長!
また10年後に・・・!(遠っ!その前に会いに行け☺食べに行け☺)
いや、焚火の約束したから、、コロナが落ち着いたら・・・
火を囲んで色々語りましょう☺