紅乃がVになる理由 - 《第三章》シン・バーチャルライター 紅乃翠、爆誕!!
今回は、私が事務所を辞めてから所謂個人勢 Vtuberとして、現在のスタイルでの活動形態に至るまでを順を追って紹介していきたいと思います。
まず、YouTube Live で配信するのは、私にとってはまだ敷居が高いと感じたため、朝起きた時と夜寝る前に Twitter に投稿している 15 秒動画をまとめたものやシチュエーションボイス、歌ってみた、トークラジオなどの動画を投稿するといったかたちで YouTube では活動しています。所謂 YouTube 動画勢というタイプですね。
シチュエーションボイス大半は『cocommu』さんというサイトに掲載されている台本を使わせていただいております。こちらに掲載された台本は、ひとことレベルの短いものやアレンジ可能な台本がとても多く、私の録画環境に適していました。私は『SHOWROOM V』を使って動画を撮っているため、15 秒以内、あるいは15 秒で区切って録画して、あとで繋げるといった方法を取っています。そのため、キリの良いところが 15 秒以内に収まるように台本をアレンジできることは本当に助かっております。
歌ってみたに関しては YouTube だけでなく、『nana』や『トピア』で歌の練習をすることもあります。正直、歌は不得意ですが、自分の好きな歌を歌うことで自己紹介代わりになれば、という気持ちで動画の投稿を行なっております。
ゲーム配信などもやってみたほうがいいのかな、とは思うものの、本業でゲームライターもしていることもあり、Vtuber としてもゲームを扱ってしまうとオンとオフのメリハリがなくなりそうなので、今のところする予定はありません。
それから、note での記事執筆を週刊から月刊にペースを落とすことにしました。週刊ペースで記事も動画もと両立させるには、あまりにも時間的に余裕がないからです。月刊にすることで執筆にかける余裕を持たせ、記事の内容も充実したものにしたいといった考えからでした。
また、2020 年 4 月 15 日からは『ニコ生アプリ』からラジオ配信も始めました。そもそも、私が配信者になるきっかけがトークスキルの向上だったので、やはりどこかで語りたいと思ったからです。ライブ配信プラットフォームに『ニコニコ生放送』を選んだのは、配信内容や環境に関する規制が厳しくないという理由です。当時の私は、配信のために時間を空けるというよりも、配信する以外に他のことができない時間を配信に充てようという考えがありまして。私にとってそんな時間はお風呂に浸かっているときくらいでしたので、お風呂場で『ニコ生アプリ』を起動して、スマホからラジオ配信することにしました。
始めて三か月はコメントもなかなか付かず、ひとりでひと枠 30 分間、ひとりでマシンガントークしておりました。三か月もするとチラホラとリスナーさんがついてくださって、ひと枠 30 分では足りなくなってきました。そこで、同年 7 月 15 日にプレミアム会員登録をして、自動延長できるようにいたしました。そこから大体毎日 1 時間ニコ生でラジオ配信を続けております。クリエイター奨励プログラムへの登録は 2021 年 3 月からでした。広告やギフトを投げてくださるかたがやっとあらわれてくださったからです。
『ニコニコ生放送』はラジオ形式で配信をしているため、動く紅乃も見たいリスナーさんもおられるようでしたので、2022 年 4 月からは『ツイキャス』での雑談配信も始めました。何故『ニコニコ生放送』でやらなかったかというと、コメントビューアや『読み上げちゃん』を入れるのが面倒だったからです。『ツイキャス』なら特になにか準備しなくてもコメント欄にハンドルネームが表示されるので。しかし、自分の姿が動くのを見ながら話すのに、なかなか慣れないものでして、そう頻繁にはツイキャス配信はできていません。やはり、いきなり YouTube Live で生配信しなくてよかったな、と痛感している次第です。
今年 11 月で活動 3 周年とはなりますが、まだまだ迷いながらも手探りで、自分のスタイルに合った動画投稿や配信を模索し続けていきたいと思っております。