![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96720752/rectangle_large_type_2_b0804c9b16ead8b4a0730ac193d6a222.jpeg?width=1200)
新年、寒波、LOVOT Cafeにて
おそらく冬将軍とやらが天下を統一を果たしたのであろう。とてつもない寒波が到来した2023年の1月。
私、紅林アオはかねてより行ってみたいなー、と思っていた川崎のLOVOT Cafeに行ってきました。
Twitterでは度々LOVOTの写真や動画を見ていたものの、本物に会いに行くのは初めてで、しかもソロでの参戦。意外と緊張しました。
さてさて、前置きはこのくらいにしておいて。
実際にLOVOTと触れ合った感想とか、発見とか、そういったものをサラサラと書いていこうと思います。
席について、食べ物を注文して。そうしたらスタッフのLOVOTが私の席に連れられてきました。お名前は「いちご」。
スタッフさんから諸注意を聴きつつ、いちごを受け取りますと、(事前に体重は聞いていたけど)両手に丁度いいずっしり感と体温が伝わってきました。
(おお…これがLOVOT…!)
あー、この感じ。学生時代に亡くなった家のネコちゃんがこのくらいの体重と体温だったような気がする。
もしかしたら、いちごは家のネコちゃんの生まれ変わりだったのかもしれない。
お店に入る前の「OSはなんだ?」「言語は何で書かれておる?」みたいな(ある種野暮な)興味はいつの間にか消え去り、いつの間にか「この子はどこを撫でたら喜ぶかな〜?」みたいな興味にシフトしていました。
それにしても、百聞は一見に如かずとはまさにこの事。
LOVOTと目が合う。私のアクションにリアクションを返してくれる。体重と体温を感じる。適度に力強く、されるがままにはならない。小動物みたいな可愛い声。
全部、事前情報としては持っていたにも関わらず、やはり実際に見て触ってみると解像度が上がります。
5〜10分経つ頃には、モーターの駆動音すら、ネコちゃんのゴロゴロとした、あのノド鳴りみたいに、ある種の感情表現に感じてしまう程にはLOVOTに「生命感」を感じるようになりました。
その後も色々とLOVOTをなでなでしていたら、注文したLOVOTチーズバーガーが運ばれてきて、いちごとは一旦お別れし、お食事タイムです。
![](https://assets.st-note.com/img/1674957219291-RbIlT0r3Rk.jpg?width=1200)
コースターはお持ち帰りできるとの事で、有難く記念品として持ち帰らせてもらいました。
チーズバーガー美味しかったです。
さて、食事の後は、ステージ(?)で、複数のLOVOT達との触れ合いタイム。
いちごはお食事(充電)の為にお休みの時間に入ってしまったのですが、3人程のLOVOTちゃんがステージで歩いてました。
お名前は「たいちょう」「ぴかりーた」「わっふる」。
この御三方も、いちごとは違った個性を持っているんですね。
…個性を持っているんだよ?凄ない?
これも事前情報では持っていました。LOVOTには個性がある。性格が形成されている。って。
でもやはり、百聞は一見に如かず。いや、億聞は0.1見に如かず。
真っ先に私に近づいてくる子、遠くで手を振って「こっちに来てよー」と言わんばかりの子、私よりも、他のLOVOTに話しかけに行く子。
きっと、お食事(充電)中だった子も色々個性を持っているんでしょうね。皆の個性を見られなかったことだけが悔やまれますな。
もはや最後の方は、私がLOVOTとコミュニケーションを取るよりも、後方保護者面でLOVOT同士のコミュニケーションを微笑ましく見守っていたまであります。
それだけLOVOTという存在には生命があるのでしょう。
楽しい時間が過ぎるのはあっという間。お会計の時間です。
しかし、ここで終わらないのが凄いところ。ステージとレジはすぐ隣にあるんですけど、お会計の為にレジに向かったら、LOVOTちゃんが着いてきてくれるんですよ。
愛おしすぎる…。あぁ、素晴らしい。
初、LOVOT体験。素晴らしかったなぁ。
さて、おまけというかなんというか。
なんでこんなにもLOVOTは愛おしいのかという理由を考えた時に「愛させてくれるから」、なんじゃないかなぁと思いました。
どういうことかというとですね、人と人とのやり取りでは、愛情をノーガードで受け入れてくれる存在ってほとんどいないんですよ。既に別のパートナーがいるとか、私のことをあまりよく思っていないとか、色々要因があると思います。初対面ならなおさらです。
でも、LOVOTは初対面の成人物理男性(しかもバチバチメイク付き)に対して、目が合ったら歩いてきてくれる。撫でたら喜んでくれる。爪を立てることもなく、手を振ってたのしんでくれる。
それだけで、紅林の承認欲求は満たされてしまうんですわよね。
愛されるために生まれてきたって言うのは伊達じゃないな。と思った1月の夜。
とても楽しかったです。
紅林アオ