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Day362 「今日、私はどんなものにも欠如を見ない!」

今日は、どんなときに人や組織を攻撃したくなるかについて考えてみましょう。

すぐに、失礼な態度をとられたとき、ウソをつかれたとき、理不尽な扱いをされたとき、先に攻撃されたときなど、さまざまな場面が思い浮かぶはずです。

じつは、無数にあるように見えるそれらの状況は、次の一行で簡単に表せます。

「あなたが、相手には何かが欠如していると感じるとき」

怒っている人に理由を聞くと、あの人は配慮が足りない、イマジネーションが足りない、思いやりが足りない、教養が足りない、知能が足りない、常識やモラルに欠ける、協調性に欠けるなど、何らかの不足を挙げるのもこのためです。

一般には、どれも相手を攻撃する正当な理由として認められるのかもしれません。

でも、私はここでいくつかの大きな疑問をもたずにはいられないのです。

まずは、他の人を見て「何かが欠如している」と裁定できるほど、自分は正しい基準をもっているかという点です。

万が一にその判断が正しかったとしても、依然として謎は残ります。

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