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柿を食べてお腹がいたくなる理由とその解消法

秋のフルーツの代表と言えば、柿。

柿が赤くなれば医者が青くなるという言葉があるぐらい、柿は栄養満点のフルーツだ。でも、そんな柿も食べ方をミスすると恐怖の出来事に。

私は夜に空腹のまま、柿を1個剥いて全部食べた。そうすると、30分後少し腹痛を覚えながらもなんとか布団に入って眠った。この時は冷たい果物食べてお腹が冷えたかなぐらいに思っていた。

でも、深夜1時。突然腹痛で起きた。トイレに駆け込むと下痢だった。その後1時間に1回はトイレに駆け込む。海の牡蠣に当たるってのはよく聞くけど、私は山の柿にあたったのだった。

柿は食べ方に気を付けないといけない食べ物だったとは知らなった。今回は美味しく、安全に食べる方法を紹介したい。

柿を食べたら胃の中で石ができる?

柿胃石という言葉をきいたことあるだろうか。柿は食物繊維タンニンという渋さのポリフェノールが豊富に含まれている食べ物だ。この二つは単体だと健康に良いものだけど、一緒になって胃酸と混じりあうと胃の中で塊になってしまうことがある。その塊のことを柿胃石という。

特に、空腹時で胃酸が多いときに食べると柿胃石が作られ、急な吐き気や胃痛が起きると言われる。また、成熟していない柿や皮に含まれていて、11月から12月ごろのシーズン始まりがもっとも危ないとされている。

そう、まさに冒頭の私だ。空腹で、12月のシーズン始まり少し固めの柿を丸々一個食べたから、すぐにムカムカ感と腹痛に襲われた。

私の場合は自然と排出されたおかげで今はピンピンしているけど、最悪の場合は胃潰瘍だったり、腸に詰まって腸閉塞を起こすと言われている。恐怖だ。

民間療法?柿にはコーラ

この、柿胃石が出来たとき、柿を食べてお腹が痛くなったりしている時に有効な方法とされているものが1つある。それは、コーラを飲むことだ。

コカ・コーラやペプシを飲むと、炭酸ガスやコーラに入っている色んな成分のおかげで、柿の塊がほぐれるという医師の報告がある。確かに、コーラを飲むと歯がキシキシする感じがあるけど、何かを溶かす、消化にいい作用があるのかもしれない。

私がフランスに居たとき、フランスでお腹を壊したというとみんな口を揃えてコーラを飲めと言っていた。ちなみに、カナダに居たときにもお腹を壊したことがあって、同級生のメキシコ人もコーラを飲めと勧められたことがある。

海外では、腹痛=コーラという国も多いのかもしれない。これからは柿を食べるとき、一応コーラもセットで買っておくのが良いのかもしれない。

安全に柿を食べて健康に

柿は胃や腸に負担をかけるから、2個とか3個丸々食べるのはやめた方がいい。あと、食べ合わせもNG例がある。例えば、カニ、サツマイモ、ノリ、そば、鉄分が豊富なもの、卵、こういったものと食べるとお腹が痛くなりやすいみたいだ。つまり、鉄分、食物繊維、タンニンが多く入っているもの柿は相性が悪い

逆に食べ合わせの良いものは、牛乳、豚肉、大根、ショウガ、じゃがいもだ。これらは、適度に胃酸を薄めてくれて消化も助けてくれる働きがあったり、身体を暖かくしてくれる食材が多い。

こういった、相性の良い食材と柿を食べれば安全に美味しく柿を食べれる。特に、温めた牛乳とかは手軽だし、柿を食べる前に少し飲んであげれば予防としてすごくいいのではないだろうか。

そして、柿を買うときはコーラも忘れずに。
柿の美味しいシーズン、健康に柿を食べよう。


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