本屋散歩をすると世の中の関心が分かる。本屋散歩のススメ

最近寒すぎる。

散歩が日課なのに寒すぎて逆にストレスを感じるぐらいだ。だから、休みの日は暖かい場所にしか行かなくなってしまった。そうすると、どうしても運動量が減ってしまう。

そんなときにおススメなのが大型書店散歩。本屋内散歩だ。本屋をぶらっと気の向くままに本を見ながら歩いていく。

そうすると思いがけない本に出合ったりする。そういった偶然の出会いが自分の幅を広げてくれている気がしている。

本屋散歩をしていると、自分の興味のない棚まで見ていく。それがすごくいい。インターネットじゃクリックした記事とかでグーグルが私たちの好みそうな結果を表示してくれるから、偏った情報をとりがちだ。こういうのフィルターバブルというんだけど、私たちみんな情報のバブルの中に押し込まれてしまっている。

でも、本屋散歩なら多少の偏りはあれど、いろんなことが目に入ってくる。そこから、今何に世間が興味を持っているのかも知れちゃう。例えば、2000年ぐらいの時は投資の本なんて、あまり大々的に本屋で山積みにされてなかった。

でも今はどこの本屋に行っても、投資の本が結構全面的に押し出されている。NISA関係、株関係、株で一億円などなど盛りだくさんだ。丁寧にポップまで書かれているものまである。逆に、ライトノベルとかそっち系の小説は一時期の勢いを考えると、今少し人気が落ち着いているみたいだ。ライトノベルはもはやメジャー化したのかもしれない。

こんな感じで、みんなは今何に興味をもっているのかなってのを散歩しているだけで分かるのが面白い。生活系のコーナ―を見ても、昔はミニマリストの本が多く、シンプル生活、そしてヒュッゲ。年単位で流行が変わっていくのが面白い。

あと、２，３年前からは雑誌コーナーにサウナ特集が爆発的に増えていた。別にニュースなんか見なくても、わざわざインスタグラムを１日中見なくても、流行はゆるーく追っていける。

ちなみに、私がビットコインの事を知ったのは2010年頃に、うすーい雑誌を立ち読みした時だ。へーこんなのあるんだ。よくわかんないなって思ってたけど、惜しいことをしたもんだ。

もしかしたら、これから流行るものだったり、そういったヒントも本屋にはあるのかもしれない。