あの日に読みたかった

あのときの『私』が読んでいたらよかったな、と思いました。

考えるOLさんの『がんばらないことをがんばるって決めた。』を読みまし
た。

ツイッターがもとになった本です。


去年、長年の抑うつをこじらせて会社を2週間休みました。
病院で主治医の先生に相談して会社を休んで、仕事をやめようと思ってました。

抑うつ状態が続いてて、回復してまたなってというのを、短い間隔で繰り返していて、気分循環性障害っていうんでしょうか? でも会社に行くと普通に仕事ができていて、普通でいられて、でもやっぱりつらくて、笑顔うつというような状態で、限界になって、休んでしまいました。


『今日も会社に行けなかった。まあいいか。生きてるし』

考えるOLさんのツイート、まさにこれです。

休んでいるとき、一日中落ちてたりとか、突然やる気がみなぎって、お皿を割りに行くぞ!とか思って出かけたり、波がはげしかったです。
やりたいことやろう!とか思って皿を割ってきました。

そのときに買ったお守りが切れました。
神社に返したいのですが、まだ返しにいけてません。


2週間休んで、会社を辞めずに続けることにしました。
月日が流れて、入社記念日を迎えました。


過去の会社の話は本に書きましたが、平和そうに見えて書いてないところで、ものすごくぐあいわるかったです。

泣いて笑ってまた泣いた
https://store.lagunapublishing.co.jp/items/38928870

泣いて笑ってまた泣いた2
https://store.lagunapublishing.co.jp/items/38928749

辞めずに続いたな。

仕事ってお金を稼ぐため、だけど他にはなにがあるだろうかと思います。
社長には仕事を楽しめと言われたのですが、さんすうが壊滅的にできない私は、商品の見積書の計算ができません。

粗利、とかわかります。
エクセルが自動計算してくれます。
それでも上手にできません。

こういう仕事は楽しめません。
でもやらないといけません。


仕事って誰かの役に立つことでもあると思います。
働く。
傍楽。
傍を楽にすること。

考えるOLさんもいってました。

『仕事が楽しくないとこの世の終わりのみたいな絶望に陥るよね。自分で楽しくするものだって頭ではわかっていても、やっぱりどうしても楽しくない仕事ってあるよ。でも、仕事の価値って自分が楽しいかよりも誰かの役に立っているかで決まるから。楽しくなくても、ちゃんと誰かの役に立てていれば100点だよ』

『仕事の価値は、自分のやりがいや楽しさだけではない。誰かの役に立っているかどうかが、真の価値だと思う。誰かの役に立つことをして、その対価をもらう。その過程でやりがいや楽しさを見出せたら、もうひともうけなのだ』

仕事が楽しいのも大事だけど、役に立つっていうのも大事ですよね。

正解なんてないのだけれど、誰かの発言で、自分の心のモヤモヤを言語化されたような気がします。
私にとって、考えるOLさんの本がそれでした。

この考え方が合うかもしれないし、合わないかもしれませんが、仕事とか、いろいろ考えてしまっている人は、この本を読んでみるのをおすすめします。


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