迷ったあとに迷う

いつだって、なんだって迷います。
決めたあとも迷います。

堀静香さんの『せいいっぱいの悪口』を読みました。

『いつもあとから、ああしていればよかったと思う。
ずっと決められなくて最後まで悩んでいたくせに、その決断に自信が持てない。昼食のおにぎりの味が決められなくてセブンイレブンの棚の前で立ち尽くす。急いでいるのに。今日はいつもより早く出勤しようと思っていたのに。やっぱりおにぎりじゃなくて、サンドイッチがいいかもしれない。それでサンドイッチの棚に横滑りで移動する。ミックスサンドか、鶏カツサンドか。時間がない。』

迷いたいんだけど、迷う時間がなくて、決めなきゃいけない。
迷って決めたのにまた迷う。

買ったあとにこれでよかったかなと思う。
いまさらなんだけど、他を選んでいればよかったかもしれないと思うときがあります。

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