どこかつらい
これが解決したからって軽減されるわけではなくて、また増える気がします。
南綾子さんの『死にたいって誰かに話したかった』を読みました。
『ずっとね。生きづらいのは、友達も恋人もいない、孤独な日々のせいだって思ってた。だから、友達が一人でもできれば、生きづらさも軽減するはずって。でも、それは違うかもしれない。なんというか、この孤独は生きづらさの副産物みたいなもので、もっと根っこの部分にある問題は……。』
誰もが生きづらいと思います。
これが叶えばよくなるってことはなくて、次の生きづらさが出てくるのかもしれません。
すべてがクリアになることはなくて、どこかいつもつらい。
満たされても、満たされない気がします。