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知る喜びを。「読書をはじめよう!ワークショップ」レポート
おはようございます。
5月18日(金)に開催した「読書をはじめよう!ワークショップ」のレポートです。
人生に影響を与えた本や好きな本、みんなに読んでもらいたい本などを1冊ずつ持ち寄って紹介しよう、という会でしたが、「選びきれない」ということで何冊かずつ持ってこられる方もいらっしゃって、思いがけず多くの本と出合うことができました。
最初に講師のDOOR Bookstoreオーナー・高橋香苗さんからレクチャーが。ご自身が大切にされている本のことを教えてくださいました。
堀井和子さんの本や大江健三郎、シュタイナーから村上春樹まで。ご自身が暮らす過程で高橋さんが大切にされてきたものを見せていただいたような気がしました。
その後、参加者の皆さんが、お持ちくださった本について説明をしてくださいました。
行き詰まったときに手に取る本、毎月読むのが楽しみだった雑誌、親子でシェアしている小説、高校のときに出会って衝撃を受けた本。
有島武郎、高山なおみ、松浦弥太郎、渡辺和子、鴻上尚史、落合陽一、原田宗典、宮部みゆき などなど。ずらりと並んだだけでも、ジャンルが多岐にわたっているのが分かります。
初めて見る本や、聞いたことはあるけれど読んだことはない本など、普段自分が選ぶのとは全く違うジャンルのものをたくさん知ることができ、読んでみたい本がたくさん増えて、ますます読書が楽しみになりました。
お茶菓子に松江・風月堂のカステラをいただきながら、それぞれの本のことを聞き合ったり、どういうシチュエーションで手にするのかを質問したり。紙の本と電子書籍のこと、村上春樹をどう読んだらいいのか、などなど、高橋さんの的確で、でもとてもやわらかなご説明のおかげで、腑に落ちることがたくさんありました。
高橋さんがおっしゃったのは、「知る喜び」について。知りたい、もっと深く掘り下げたい、という、知的好奇心のそのまた先にある、人間の本質的な欲求。それを満たしたときに、とても幸せな気持ちになる。本というのは、そんな気持ちをいつも作ってくれる大切なものなのだと、再認識した時間でした。
ご参加くださった皆さん、そして高橋さん、ありがとうございました!
このワークショップ、シリーズで開催予定です。次回はどんな進行になるのか、どうぞお楽しみに。今回は参加できなかったという方も、ぜひ次回はお越しくださいね。
◎24日(木)には調味料を考えるワークショップを開催します。お時間のある方はぜひ、ご参加くださいね。
詳細は↓こちらからどうぞ。
そして今週土曜日の「シマシマでぐるぐる ベーグルの日」、ドマカフェさんのランチボックスのご予約はお早めに。
詳細は↓こちらから。
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