塩と味噌+αを一挙ご紹介!うつわイベントは10月24日(木)~27日(日)開催です。
おはようございます。
いよいよ明日10月24日(木)からうつわイベントが始まります!
4日間、たくさんの作品とおいしい調味料や食材がお待ちしていますので、ぜひぜひ遊びにいらしてくださいね。
今日は、その「おいしい調味料」をどんどん紹介してきます!!
まずは調味料の基本「塩」から。
今回、合計5つのお塩が一堂に会します。それぞれ食べ比べてみるのも楽しいと思いますよ。
◎秋田県男鹿市「男鹿工房」の「男鹿なまはげの塩」
こちらは、昨日ご紹介した秋田県の「中嶋窯」さんからおすすめいただいた調味料。秋田県男鹿市の、男鹿の海水から作られているお塩です。
実は個人的にこちらの塩を使っていまして、今回お取引させて頂けてすごくうれしい!
男鹿の沖あいは、海流が交わるため潮の流れが速くて海水がきれいなのだそうです。また、大きな川が流れていないことで塩分濃度が高く、不純物も少ない、塩作りに適した土地とのこと。この男鹿沖のミネラル豊富な海水を、平釜でじっくり煮詰める「蒸散方式」で沸騰させずに長い時間をかけて塩を作りあげていらっしゃいます。
何と言っても男鹿と言えばなまはげ!ということで、パッケージにもばっちりなまはげが…!ご当地っぽくていいですよね。
白いお塩と、海藻(ホンダワラ)のエキスを絡ませて仕上げた、まろやかな藻塩の2種類があります。
◎沖縄県うるま市「高江洲製塩所」の「浜比嘉の塩」
自然豊かな浜比嘉島の海水のみで作られている、こちらもミネラルたっぷりのお塩です。日本古来の製塩方法である「流下式塩田」で自然の力を利用して作られ、天然塩特有の苦みが残らないように、自然乾燥させてまろやかに仕上げてあります。
今回ご縁をいただき、とても丁寧に対応をしていただきました。沖縄の海の恵みのお裾分け、ぜひぜひお試しください。
また、まろやかな味わいの沖縄産粒黒糖と浜比嘉島の海水塩から作られた「あらじお黒糖」も今回届けていただきました。甘くて塩っぱい風味が癖になる美味しさです。疲れた時にぴったり!
◎島根県浜田市「浜守の塩」
こちらは「シマシマしまね」の定番商品でもある、浜田市の塩。
浜田の海水を使い、ライフセーバーの皆さんが「海を守る活動の一環」として製造されているお塩です。
白い塩(雪塩、粗塩)のほかに、浜田の海に潜って採取されたカジメのエキスが入った藻塩も好評です。
海水を煮詰める薪には廃材を使うなど、環境に配慮した製造方法を続けていらっしゃいます。
◎島根県海士町「ふるさと海士」の「海士乃塩」
こちらは隠岐の島町「京見屋分店」さんからお預かりしての販売となります。海士の塩はそのおいしさが広く知られているところです。
「日本名水百選」の水が流れ込む保々見湾の海水を、「枝条架式濃縮棟」と呼ばれる竹の小枝を使った海水を濃縮する装置で濃縮し、その後、島内の薪だけを使って平釜で丹念に攪拌を繰り返して煮詰められています。一度見学をさせていただいたことがあるのですが、気の遠くなる作業で、本当に手間がかかっています。
きれいな塩は、そのまま味わいを感じられるおにぎりにぴったりです!
◎島根県隠岐の島町「隠岐の藻塩」
こちらも「京見屋分店」さんからお預かりしての販売です。パッケージがマッチ箱みたいですごくかわいいのです!「コバコ」と呼ばれている小さな箱の中に塩が入っています。
藻塩の原料はその土地によって違いますが、こちらの藻塩は隠岐でよく食べられている「アラメ」のエキスが入っています。
景勝地として知られる「ローソク岩」付近の海水から作られていて、焼酎に一つまみ入れるなどして楽しむ方法もあるのだとか。
ローソク岩、隠岐しゃくなげ、そして和牛の3種類のパッケージ、買いそろえてみたいですね!
さて、次は「味噌」。味噌も各地から集まってきました!おすすめです。
◎沖縄県「玉那覇味噌醤油」の「王朝みそ」
今回のイベントでまず仕入れたかったこちらのお味噌。
スタッフが個人的に以前から気になっていてお取り寄せをしたのですが、すごく特徴的な味わいとおいしさで感動し、今回数量も限られる中送っていただきました。
原材料は国産丸大豆と自家製の麹、沖縄の塩「シママース」というシンプルなものなのですが、コクがあって深みのある、一度味わうと忘れられない味わいのお味噌です。
料理研究家の土井善晴さんが使っておられることで知られていますね。濃厚で、少量でもしっかり深みのあるお味噌汁ができます。
◎島根県「太陽の里」の味噌
こちらは、イベントのたびにあっという間に売り切れてしまう人気の味噌。同じ斐川町にある社会福祉施設「太陽の里」で、利用者さんとスタッフさんがていねいに手作りされています。
大豆は施設内で自家栽培されたもの。
「毎日お味噌汁を楽しんでほしい」という開発者の思いをもとに、くらしアトリエがパッケージのデザインをさせていただいています。
◎鳥取県「塩谷糀味噌」の「名和みそ」「牡丹雪味噌」
以前「大山を愛でる」イベントの時にお世話になった塩谷糀味噌さんから、今回も味噌を届けていただきました。
「名和みそ」は、お店のある旧名和町の名前にあやかったスタンダードな味わいの味噌で、地元の方にはおなじみの味です。
また、「牡丹雪味噌」は希少な地元産の大豆「大山こいみどり」という品種を使い、熟成された複雑な味わいのお味噌です。お味噌汁はもちろんですが、そのままごはんに乗せたり、お酒のおつまみでいただいたりしてもおいしい、味噌通の方にぜひ味わっていただきたいお味噌です!
◎兵庫県「ONE BEANS」の「白味噌」
丹波篠山の地で農家を営む「ONE BEANS」さんから届いた、自家製麹たっぷりの白味噌です。
甘いだけでなくしっかりと味があるので、普段使いのお味噌汁にも。また、白味噌はいろんな料理に幅広く使えるので、ぜひお試しいただきたいです。
おすすめは味噌味のシチュー!これからの季節、根菜をじっくり煮込んで洋風の味付けの隠し味に、白味噌を入れるとこっくりした風味が楽しめます。
グラタンの味つけにも。また、ドレッシングにコクを与えたいときにも白味噌を入れるといいですよ。おすすめです!
また今回、こちらの「ONE BEANS」さんからはメンマも届いています。
なぜメンマ?と思われるかもしれませんが、昨今問題になって久しい竹林の拡大を考えるうえで、ぜひご紹介したいと思ったからです。
「純国産メンマプロジェクト」という組織があるのですが、これは、増加する放置竹林の資源化を図ることを目的に結成され、全国的に広がりを見せています。
「ONE BEANS」さんもこの活動の趣旨に賛同され、自ら竹を収穫してこのメンマを手作りされています。昆布と干ししいたけで味付けされていて、お惣菜として食卓に乗せていただけます。お肉やお野菜と炒めても。
ソーシャルグッドな活動を応援したい!と、今回届けていただきました。どうぞ、お試しください。
以上ずらーっと調味料+αをご紹介しました!
食べ比べるも良し、お気に入りを1つ見つけるも良し…とにかくバラエティ豊かにいろんな食材が集まりますので、ぜひぜひ、お気軽に遊びにお越しくださいね。
明日は準備の様子と、全体的な注意事項などをお知らせしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
◆うつわイベントについて
◎日時:10月24日(木)~27日(日)11時~16時(最終日は15時まで)
◎窯元・作り手一覧
島根の作り手
・宮内窯(江津市)/・嶋田窯(江津市)/・永見窯(雲南市)/・袖師窯(松江市)/・吉田製陶所(浜田市)/・元重製陶所(江津市)/・鳥ヶ丘製作所(大田市)
鳥取の作り手
・牧谷窯(鳥取・岩美町)/・田中ちあき(鳥取・倉吉市)/・陶工房アッシュワーク(鳥取・米子市淀江町)
全国の作り手
・朴禾(広島)/・古谷製陶所(滋賀・信楽)/・スギウラ工房(愛媛・砥部)/・祥公窯【紬器】-tumugi-(兵庫・丹波)/・雅樂窯(福岡)/・陶眞窯(沖縄・やちむん)/・中嶋窯(秋田)
◎おいしいもの一覧
・男鹿の塩(秋田)/・ジャム(愛媛)/・粒マスタード(福男)/・浜比嘉の塩(沖縄)/・王朝みそ(沖縄)/・塩みかん(愛媛)/・チャツネ、ドレッシング(福岡)/・チーズ(滋賀)/・はちみつ(広島)/・パッションフルーツカード(沖縄)/・白味噌(篠山) など
※そのほか、島根のおいしいものもたくさん!定番品からイベント限定のおいしいものまで、幅広くご紹介します。
◎日替わりのフード出店もあります!
・10月25日(金)…菫珈琲店・こちかぜ(創作和菓子)
・10月26日(土)…スパイスカレー(U-spice)
・10月27日(日)…沖縄フード弁当(&)
うつわの盛り付け動画もYouTubeにUPしています。こちらもぜひ、ご覧ください。
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