何者にもなれていない私を救ったもの
先日、訳も分からず涙が止まらなくなる1日があった。そのときのことを、ただただ記録として残しておきたいので、ここに書くことにする。
私はずっと、誰かになりたいと無自覚に感じていた。幼い頃は、姉のように生きたくて、習字が上手な友だちになりたくて、好きなものを好きと自慢げに言えるあの子になりたくて。
学生時代は、どこに行っても明るいあの子になりたくて、物事を俯瞰して見ているこの子になりたくて。
社会人になれば、子どもたちから好かれるあの先生になりたくて、好きを仕事にしているあ