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「諸国注連縄紀行」明日から!阪急うめだ本店くらしのギャラリー

2017.12.13.    

こんばんは。

寒波到来でますます冷え込むようになりました。
寒いですが、年末に一歩一歩と近づいているんだなと改めて実感します。

阪急うめだ本店7階 くらしのギャラリーでは明日から今年最後の展示会
「諸国注連縄紀行」を開催いたします。

今年も熊本の工藝きくちさんにご協力いただき、本当にたくさんの注連縄が集まりました。
また、高千穂の藁細工たくぼ 甲斐さんの注連縄や藁細工もいつも以上にご用意いただきました。
総数250点のボリュームです。
飾りつけも一苦労ですが、一年を締めくくる展示会ですので色々なことを思い、考えながらの作業でした。

ほんの一部ですが、ご紹介したいと思います。

お伊勢の笑門飾り。伊勢ではお札の意味もあるので一年中飾ります。
笑う門には福来る。
実は本来は別の意味を持つお札が付いてますが、それはそれとして
来年も笑って過ごしたいねという気持ちで飾りたいですね。
人気が高いですので、お早めに。

気仙沼のほしのたま。
気仙沼では神棚にほしのたまと呼ばれるお飾りを神棚に飾る風習があり
それををかたどった注連縄です。

高千穂 鶴の舞。
玄関用の注連縄です。
縁起物の鶴。きもちがよいものです。
ちょっと顔が傾いてますが、ちゃんと前を向きますので
ご心配なく。

高千穂 根付き穂付き。
稲穂が実った藁を根っこごととり、丁寧に洗って綯ってあります。
亀と鶴がついており、亀のようにどっしりと根をはり、亀のように羽ばたく。
そんな願いを込めてお飾りください。

高千穂 酉。
酉は神の使者ともいわれ、縁起のよいものとされています。
また、運気をとりこむともいい、ご商売をされている方が
商売繁盛を願い飾ることも多いです。

高千穂 祝亀。
大小ご用意してます。
鶴は千年、亀は万年と言います。
健康長寿を願いお飾りいただくことが多いです。

高千穂 彫りもの(えりもの)。
美濃和紙を使い作られた切り絵。
神棚や床の間、リビングなどで飾ってお使いいただきます。

石見 大黒。
出雲大社の大黒さんと同じ形の注連縄。
力強いですね。

高千穂 鶴亀特大。
今回最大級の注連縄です。
2mあります。
高千穂では観光ホテルや企業さんの玄関に飾られています。
大きな鶴が亀を従え、祝い結とともに綯ってあります。
去年と同じサイズをお願いしたつもりが一回り大きいものを
お願いしていたようですが、うれしい誤算です。
昨年はとある飲食店のオーナー様がご購入くださいました。
さて、今年はどちらにお飾りいただけるか楽しみです。
ざっとご紹介しましたが、新潟、高松、高山、徳島、福井など、まだまだたくさんの注連縄をご用意しております。
この機会にぜひご覧いただければと思います。
お正月飾りとしてお求めいただき、お飾りいただいた場合にはとんどに出してお炊き上げした方がよいと思います。
でも、注連縄として邪気を祓うものとしてお求めいただくのであれば、一年中お飾りいただく方がよいと思います。
藁細工として素晴らしい造形美をインテリアに取り入れてお楽しみいただくものいいと思います。
形式や本来のいわれもありますが、この一年を感謝し、来る年をより良い一年となるように願いを込めたものとしてお選びいただくのが一番かと思います。
すべて、追加入荷はなく売り切りとなります。
できましたらお早めにお越しくださいませ。
また、こちらも年末恒例となりました「ご飯茶碗と湯呑展」好評開催中です。
併せてご覧ください。
皆様のお越しをお待ちしております。
※岡山のくらしのギャラリー本店で開催する注連縄の販売会「迎える。日本の正月〜注連縄〜」は22日(金)の開催です。お間違いのないように。