能登の珠洲焼（すずやき）とSARD UNDERGROUND・神野友亜さんの楽曲「ブラックコーヒー」
珠洲焼（すずやき）は、平安時代後期の12世紀後半から、能登半島北端の珠洲市一帯で焼かれている伝統の焼き物です。鉄分が多い土によって、引き締まった黒い肌に焼成されるのが特徴です。
画像は、珠洲市出身の陶猫作家、ヤマイチアツコさんによる珠洲焼の招き猫です。
ヤマイチアツコさんによれば、珠洲焼は珠洲の土で作っても、岡山で焼くと黒肌の焼き物にならないそうです。ヤマイチさんは実家に送って、珠洲の窯で焼いてもらうそうです。輪島塗のように能登の風土を離れると失われてしまうものがあります。
最近の朝刊によれば、能登地震・豪雨後に、能登の人口が回復しないことが報道されていました。
このまま珠洲焼も絶えてしまうのでしょうか。
そこで、珠洲焼の招き猫にミュージックビデオに出演してもらい、能登にエールを贈ることにしました。
楽曲は、黒つながりで、SARD UNDERGROUNDの「ブラックコーヒー」を選曲しました。「ブラックコーヒー」は、SARD UNDERGROUNDのヴォーカル・神野友亜さんの作詞による恋の歌です（作詞：神野友亜 作曲：大野愛果 編曲：鶴澤夢人・長戸大幸）。ZARDのトリビュートバンドとして出発したSARD UNDERGROUNDの最初のオリジナルアルバム「オレンジ色に乾杯」に収録されています。
それでは、ミュージックビデオを視聴しましょう。
近づきたくて
嫌いだったブラックコーヒー
いつの間にか好きになってた・・・
神野友亜さんの楽曲にのせて能登の復興を祈りました。
出演：招き猫；制作 ヤマイチアツコ
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