![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64593581/rectangle_large_type_2_20bea2368ee713691c39e6cd19800482.jpg?width=1200)
見知らぬ草はヨウシュヤマゴボウでした〜笠岡市立竹喬美術館での出会い〜
春頃、我が家のベランダに置いてあった、空いている鉢にいつの間にか見知らぬ草が生えてきました。放置していたら、夏になってぐんぐんと成長し、初秋になってブルーベリーに似た実をつけました。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49833976/picture_pc_3873ffd50452e867ba291db311ca9288.jpg?width=1200)
先日、笠岡市立竹喬美術館で開催された、笠岡出身の日本画家・小野竹喬の生誕130年記念展に訪れたところ、展示作品に同じ草が描かれていて、「ヨウシュヤマゴボウ」であることを知りました。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49834285/picture_pc_a857fccb24cfb63b4c28dc56c060b0ee.jpg?width=1200)
(笠岡市立竹喬美術館・編:生誕130年記念 小野竹喬のすべて. 笠岡市立竹喬美術館, 2019, P96)
竹喬さんの自宅の裏庭にいつのまにか自生していた野草で、竹喬さん本人が図鑑で調べて、名前がようやくわかり、薬草でもあることも知って、嬉しかったと述べていた、と作品に解説が記されていました。
1962年(昭和37年)の作品なので、57年の時を越えて、我が家でも同じ体験をしたのでした。
追伸1
「倉敷土曜市路地市・庭」の入り口に、ヨウシュヤマゴボウが生けられていました。
![IMG_9157のコピー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56986092/picture_pc_7242999033f6e60b50be8216c495c70e.jpg?width=1200)
ヨウシュヤマゴボウは、毒々しさがあり、アレンジングが難しそうですが、少しワイルドな感じで、野辺の草花らしく生けられていたので、感心しました。(2021年7月17日)
追伸2
岡山県北・鏡野町では、ヨウシュヤマゴボウの実が色づき始めました。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64568786/picture_pc_6385a9fca60a886a554cf8031a64273a.jpg?width=1200)
2021年10月24日(日)に岡山市の石山公園で開催された、おひさまアートバザールで、ドライフラワーにしたヨウシュヤマゴボウに出会いました。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64568810/picture_pc_3d6a0eca8696eae21c135a6c70170688.jpg?width=1200)
バザールに出店されていた「野遊びlife Kayo & yoko」さんによる作品です。ヨウシュヤマゴボウの実は、ドライフラワーにするとカボチャみたいにかわいくなります。
お店では、野辺の草花や木の実をドライフラワーにアレンジしていて、どれもナチュラルでやさしい感じです。(2021年10月24日)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64569137/picture_pc_d5996ab996ce29fbbcfce8662a43a86b.jpg?width=1200)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64569160/picture_pc_3f35d46a12fd7ab37acf02b71f3173e5.jpg?width=1200)