人生初の派遣社員1社目は2年8ヶ月勤務で幕を閉じた
久しぶりにnoteを開いて、書く欲があるので過去に書いた記事の「あれから」を書いていこうと思う。
私は2021年8月より派遣社員としてとある企業で働き始めた。
*その時の記事は以下
あれから特に問題も無く勤め、今年3月末に契約終了(≒退職)となった。
初めての派遣先は勤続2年8ヶ月だった。
契約終了に至った経緯は「しょうがない」に尽きた。
「もし合わなかったらすぐ辞めて新しい派遣先を探せばいい」と気楽な気持ちで始めたが、仕事内容、環境、一緒に働く方々、全てに非常に恵まれた。
「仕事メンドクセー」と思う事は多々あれど、「辞めたい」と思うことは無かった。
去年末頃に派遣会社の担当者から今の勤務先が来年(2024年)で満期になるから、その後どうしたいか考えておいて欲しいと言われていた。
この会社に就業が決まった時、私の中ではどんなに良い会社でも4年目は無い、と考えていた。
大きな理由は無い。ただ、なんとなく。
結果良い会社ではあったけど、なんとなく無期雇用とか直接雇用を希望する事は無いかな、みたいな。
だから満期を迎えたら新しい派遣先を希望すると伝えていた。
自分としては大きな不満は無いからよっぽど何かない限り満期まで勤める気満々だった。
だからつまり、私にとっての「よっぽど何か」が起きてしまったのである。
簡単に言うと会社の方向性(就業規則等)が変わった。
恐らく社会人の多くの方には「そんな事で?」と言われそう。
でも私にとっては大きなことだったし、それ込みでこの会社で働くことを決めたし、それが契約書にも書いてあったし…
この会社で少し我慢して満期まで働くことと、ちょっと早いけど辞めて別のところを探して働くことを天秤にかけた時、今いるところにこだわる必要はないなと思ったらスッパリ辞めよ!という気持ちになった。
この会社では本当に多くの経験を積ませてもらったと思っている。
職務経験ももちろんだし、人間関係的な部分、あと周りの社員の方々がどういう気持ちで仕事に取り組んでいるのか、とか凄く勉強になった。
有り難いことに今年4月から今現在まで、新しい派遣先で働いているのだが、この1社目の経験が結構活きてるかも!?と思う場面が度々ある。
その度に「あの時間は無駄ではなかった」と強く思っている。
毎度毎度同じ事ばかり書いているが、本当に月日の流れは早い。
新しい派遣先に来てもう少しで丸4ヶ月経つ。
つまり前の派遣先を辞めてから4ヶ月経とうとしている。
たった4ヶ月。
それしか経っていないのに、勤めていた頃の記憶がもうずっとずっと昔のことのように感じる。
2年8ヶ月もの間、毎日毎日使っていたはずのアプリやシステムの使い方や、時にブチ切れながらやっていたレポート業務など、もうやり方はすっかり忘れてしまった。
毎日会話を交わした同じチームの方々、急に無理めな依頼をしてくる同じ部署の人たちのことももうほとんど思い出すことは無い。
一部の方なんて、あれ、お名前なんだったっけ…状態。
きっと私も相手にとってそんな遠い存在になっているんだろう。
今となってはなんであんな事でイライラしてたんだろう?とか、もっと色んな人と交流しておけば良かったなとか、もうちょっと真面目に仕事してスキルアップしておけば良かったか…?(←超今更w)とか思うけど、その時はそれで精一杯だったんだからしょうがない。
結果的に2年8ヶ月で辞めたけど、もし満期まで就業していたら2024年7月末で契約満了予定だった。
これを書いてるのが2024年7月27日だから、もし勤めていたら「あーもう少しで辞めるんだな〜」とか思っている最中だったのかな。
ぶっちゃけ、今の2社目の会社も今のところ非常に恵まれていて、大変ながらも良くしていただき充実している。
だから1社目を辞めたことに関して後悔は全く無い、むしろあのタイミングで辞めてて良かったとすら思っている。
あの時スパッと辞める決断をした自分を褒めたい。
これを書いていて、1社目でお世話になった皆んな元気かな?と思った。
特に同じチームで上司的ポジションだったTさんは今どうしているだろか。
Tさんは良い人なんだけどとても几帳面で、大雑把な私としてはたまに「めんどくさいな」と思う時があった。
それでも今の勤務先で仕事をしていて、Tさんに教えてもらった事が活きる場面が非常に多い。
あの時Tさんに指導してもらえて良かったなーと思う。
同じチームで働いていたもう一人の派遣さんが、度々Tさんの几帳面さを鬱陶しがったり、それによってモヤモヤした事を私に愚痴ることがあった。
でも当時から薄ら思っていたが、Tさんの言ってることは至極真っ当で、むしろ今後別の会社に勤めた時に恐らくとても役に立つから素直に聞いておいた方がいいと伝えたい。
まあ伝える術は無いんだけど。
今の勤務先はもちろんまだまだ全然辞める気は無い。(企業側から契約終了言われない限りw)
でもどこかへ勤めるということは、遅かれ早かれいつかは去る時が来る。
その時、1社目の時のように「ここで働けて良かったな」と思えるよう、日々を過ごしていきたい。