人生は短い、あっという間です……🌺🌻🌸
「ベルサイユのばら」を読んだ時は高校二年生でしたが、もう、五十年以上前のことです。
あっという間に高齢者になってしまいました。
子どもの頃に近くに図書館も大きな本屋さんもなかったし、少女漫画雑誌を買うのがささやかな楽しみでした。
少女漫画の週刊誌は最初に飼ったときは五十円だったので、お小遣いで買えました。
好きだった漫画家は忠津陽子さん、大和和紀さん、水野英子さん、池田理代子さん、ほかにもいろんな方がいますが、この方たちは特別好きでした。
「ベルばら」のおかげで、宝塚歌劇も大好きになりました。
ミュージカルも好きになりました。
でも、仕事が忙しくて、漫画を読むことも劇場に行くこともできなくなって、大変だと思っていたら、妹が病気になって仕事を辞めて介護を始めました。
ずっとついているわけではないので、文章を書き始めたら、いまは亡き友人が、小説を書いてみたら、といいました。
しかも、主人公はわたしの母でした。
「あなたのおかあさん、面白いから書いてよ」というので母に言ったら「おれは面白い」と言ってノリノリでした。
ふたりが元気なうちに母の小説「かねさんのひだまり」を出すことができました。
あれから十年、あっという間でした。
いまは、児童文学を書きたいと思っているのですが、なかなか思うように書けません。
このまま人生が終わってしまいそうです。
オスカルがひとの人生はあっという間だといっていましたが「ベルばら」を描いたときの池田理代子さんは二十四、五歳でした。
どうしたらあんなセリフが書けたのでしょう。
すごいです。
憧れます。