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走る図書館「きぼう号」です……❣❣

 以前「走る図書館が生まれた日」という絵本を見つけて、ゾクゾクするほど嬉しかったです。

 その前に「じりじりの移動図書館」というアンソロジーの児童書を読んで、図書館司書の仕事の大切さを想いました。

 わたしは学生時代に図書館司書課程で学びました。

 その時の図書館学の教授が、初代の国立国会図書館長で、その前は千葉県中央図書館の館長で日本で初めて移動図書館を始めた方でした。

 移動図書館を初めてしたところというのは諸説あるそうですが、千葉県が初だという説はかなり有力な説だそうです。

 40数年前は図書館司書は専門職だとは認められていませんでした。わたしはせっかく勉強しましたが。司書にはなれませんでした。

 けれど、なにかをマネジメントするための基礎はその時に学んだと思います。

 ケアマネの仕事も介護の必要な方に、必要なサービスを探すのが仕事です。「じりじりの図書館」を読んだ時に、司書の仕事も相手のことを考えて、その人に必要なことや本を探して提供することだと思うとうれしくなりました。

 今日は近所の駅前に移動図書館が来る日だったので、児童書を借りに行きました。

 久しぶりに司書さんと会話をしました。

 図書館では自動貸し出し機で借りて、返却ボックスに返すので、全く会話することがなくなりました。

 寂しいことですが、コロナが収束するまでは、開館してくれているだけでも感謝です。

 いつか、自分の書いた本が図書館に並ぶことを夢見て、勉強することにします。

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