十一月のマーブル
戸森しる子作の児童書です。
先週の日曜日に聴いた「ジェンダーの視点から絵本を読んでみよう」という講演会で紹介されていたので、読んでみました。
小学6年生の男子が主人公で友だちの女子が体は女性だけれど心は男性という視点で描かれているのだけれど、主人公の出生の秘密や、家族関係が描かれていて、親子関係の証明とか血液型とか、いまの小学生はこんなことまで、理解しているのかなぁ。と驚きました。
たぶん、紹介されなければ、読まなかったと思うので、読めたことはよかったです。
マーブリングはなつかしかったです。
むかし、施設の指導員をしていたときに、利用者さんたちとよくやりました。
二枚と同じ模様は描かれません。指導の場面をなつかしく読みました。
いろいろ考えさせられる作品でした。
児童文学は難しいですね。
落ち込みましたが、あきらめずに書きます。