良い悪いと、好き嫌い
この2つを分けて考えることは案外難しい。
論理的な良し悪しと、感情論。
人との会話においては、どうしても私は後者ばかりに寄ってしまう。
論理的なつもりで無意識に、感情論を押し付けてしまう。
例えば私は悪気のない言葉なら許されたいと思ってきた。
それはきっと感情にばかりフォーカスしてきたからなんだろう。
悪気なく口にした言葉に反論があると、私という人間性まで否定された気になっていた。
そんなつもりじゃないのに、と。
相手が傷付いたならそれは良くないこと。
でもそれは好き嫌いとは別の話で、自分自身が否定されるものではない。
言葉選びや考え方へ疑問を投げられているだけ。
そう分けて考えられると随分気が楽になった。
悪気がなくたってだめなものはだめだし、それ以上も以下もない。
攻撃されたと必要以上に重く受け止めることはないし、また、必要以上に重く攻撃することもない。
不快だと感じた時、それが論理的なものかただの感情論かをちゃんと自分で見つめたい。
つい忘れがちだから自戒。
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