優し過ぎる人
過剰適応という言葉があるが、私の周りにはそういう人がとても多い……気がする。
人といて何かを求められると、そういう人たちは過剰にその役割をこなしてしまう
合わせようとしてしまう。
私自身その気は強かったが、最近になって随分改善した。
無理なものは無理と諦められるようになったからだ。
自分自身の限界は自分にしか見えないし、決められない。
でも時にそれは見えなくなってしまう。
そういう時に必要なのは、限界を可視化してくれるモノや誰か。
一緒に限界を突破して、底まで落ちてくれる人ではない。
だから誰かを支えようなんて、自分に余裕がない時は思わなくていい。
共倒れしてしまうくらいなら、一人で生き残ったらいい。
親しい相手に手を差し伸べる側になったとして、きっとそう簡単には割り切れない。
私だって自分の限界を越えて、何とか助けようとしてしまうだろう。
ただそうやって、相手との境界線を忘れて自分ごとにしてしまうといつまでも苦しい。
自分のことならどうとでも動けるし責任も取れるが、人のことだとそうはいかない。
誰かを思い通りには出来ないし、その人の人生に責任を取ることだって出来やしない。
だからこそ、優し過ぎる人には寄り添い過ぎず、突き放す勇気も時には持って欲しい。
そうやって心配し過ぎず、冷静でいてくれることが救いとなることもある。
客観的に見るからこそ、気付くことだってたくさん。
気持ちに寄り添うことだけが優しさではきっとない。
優し過ぎる人は他人の気持ちがわからないくらいで丁度いいのかもしれない。
尽くしてしまう人ほど、そこに喜びを見出せる人ほど、自分の人生を好き勝手にまずは生きて欲しい。
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