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【パートナーインタビュー】「陽の天」「八幡浜のいよかん酒」を造る愛媛県・梅美人酒造
こんにちは。KURAND公式note編集部です。
KURANDが販売している約500種類を超えるお酒は、高い技術力を持つ酒蔵と企画したクラフト酒です。私たちは小規模生産でつくられた、個性溢れた新しいお酒のジャンルを「クラフト酒(くらふとしゅ)」と呼んでいます。
今回の記事では、パートナー酒蔵をご紹介します。日本酒「陽の天」と果実酒「八幡浜のいよかん酒」を造る愛媛県「梅美人酒造」の代表、上田英樹さんにお話を伺いました。
梅美人酒造(愛媛県)
大正5年創業、愛媛県八幡浜市で100年以上酒造りを続けている老舗の酒蔵です。昭和初期に建てられた事務所や精米所など敷地内の多くの建物が、国の登録有形文化財に指定されており、伊予の大阪と呼ばれた港町、八幡浜において趣ある風情を今も残しています。
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―梅美人酒造さんのお酒造りの方針やこだわりを教えてください。
上田さん:昔は大きな蔵でしたが、タンクも大きく仕込みの量も大かったので、細部まで目が行き届いていない部分があるのではないかと思っていました。そこで、先代の父の代より、小規模でなるべく機械を使用しない手造りの酒造りへと方向転換し、現在でも丁寧な酒造りに徹しています。
原料は地元のお米、仕込み水は蔵の地下水を100%使用しています。酵母も色々な種類を使いますが、できるだけ愛媛県のものにこだわっています。
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―大規模製造から、手造りの小規模製造にシフトされていったのですね。
上田さん:今後も、丁寧な酒造りを長く続けていきたいと考えています。そのためにどんな設備が必要か、どんな場所が必要か、絶えず考えながら日々改良をかさね、より良い酒造りができる環境を整えています。
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―今度の展望や取り組みたいことはありますか?
上田さん:様々な機会を通して、まずは酒蔵を知ってもらいたいです。そのためには、良いお酒を毎年丁寧に造っていくということを続けていかなければいけません。
認知が広まっていったら、飲み手のニーズに合わせたお酒をもっと多くお届けできるよう、今の造りの方針のままで、規模も少しずつ大きくできたらと考えています。
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―上田さんの経歴について教えてください。
上田さん:大学卒業後の18年間は企業勤めで、住宅の販売をしていました。その後、先代の父が亡くなったことを受け、蔵を継ぐことになりました。
酒造りに関しては初心者からのスタートでしたが、長年の営業で培った知識やスキルは、お客さまのニーズを汲み取って酒造りに反映させるなど、多くの面で活かすことができました。
当時は、酒造りを行う冬場のみ杜氏を呼ぶことが主流でしたから、どういうお酒が好まれているかなど、世の中の動向をあまり把握しきれていないのではないかと感じてました。
それからは、時代の流れに併せた味わいの酒造りを意識して行っています。現在は、酒造りの修行を終えた長男も蔵に戻ってきましたので、彼の力も借りて、より良い味わいを研究して造っています。
昔の味わいが必ずしも好まれ続けるとは限りませんので、時代に柔軟に対応し、お酒を造っています。もちろん伝統も大切ですので、お互いの良さも活かせるような努力もしています。
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ーありがとうございます。KURANDとパートナーシップを結ばれたきっかけを教えてもらえますか。
上田さん:愛媛県で試飲販売のイベントをしていた際、ちょうどKURANDスタッフの方がいらして試飲をしてもらい、味わいを気に入っていただき、後日お電話をもらったことがきっかけです。
実際に取引きをしていて感じることは、ラベルのデザインが素晴らしいなということです。私の発想ではこういうデザインは出来ませんので新しさがありました。あとは、お客さまのニーズに沿ったお酒の販売も勉強させていただくことが多いです。
一つ一つの商品を大切に扱ってくださっていると感じ、取引をしていて良かったなと感じます。
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―最後にこれを読んでいる方にメッセージをお願いします。
上田さん:愛媛県にも美味しいお米と美味しいおつまみがあること、梅美人酒造が手造りに徹した丁寧な酒造りを心掛けていること、この機会に少しでも地域や蔵のことを知っていただけたら幸いでございます。
また、それをきっかけに愛媛県にも興味を持っていただき、ぜひ遊びにいらしてもらえたらと思っています。建物の一部が文化財になっている梅美人酒造は、見所がたくさんありますので、きっとお楽しみいただけると思います。
これからも良い商品を末永くご愛飲いただけるような酒造りを目指していきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
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―丸本酒造さん、ありがとうございました!
※クランドCLUB ニュースレターより抜粋
以上、パートナー酒蔵の梅美人酒造さんのインタビューでした。KURANDでは、お客さまにすてきなお酒と出会ってほしいという思いから、小規模生産でつくられた、個性溢れた新しいお酒のジャンル「クラフト酒」の認知の拡大に挑んでいきます。
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