【商品開発インタビュー】“ビンテージなのにフレッシュ”相反する新しい味わいの「FRESH VINTAGE the epic」
こんにちは。KURAND公式note編集部です。
オンライン酒屋「クランド」では、小規模生産でつくられた、個性溢れた新しいお酒のジャンルをクラフト酒(しゅ)と呼んでいます。現在は、約500種類以上のクラフト酒を販売しています。
個性豊かなお酒は、すべて私たちクランドのオリジナル商品です。社内の商品チームが、全国のパートナー酒蔵と一緒に、商品開発を行っています。
今回は、抽選販売にてお届けしている“ビンテージなのにフレッシュ”という相反する新しい味わいの「FRESH VINTAGE the epic」の開発ストーリーをお届けします。商品開発チームにインタビューを行いました。
ー「FRESH VINTAGE the epic」の商品開発のきっかけを教えてください。
商品開発チームAさん:しぼりたてそのままの日本酒を-5℃の氷点下の中で長期間熟成させた日本酒ブランド「FRESH VINTAGE」。その最高傑作として企画したのが「FRESH VINTAGE the epic」です。氷温冷蔵庫で20年以上寝かせた日本酒があると酒蔵から提案され、試飲した時に商品化することを即決しました。そのぐらいインパクトのある素晴らしい品質でした。
ー「こだわりポイント」を教えてください。
商品開発チームAさん:このお酒がもつ味わいとその価値をどのように表現するかにこだわりました。20年以上の歳月を掛けて氷温で磨かれた味わいですので、同じ味わいのお酒を再現することはほぼ不可能です。
また200本しか現存しないこともあったので、このお酒の持つ価値は計り知れないなと考えていました。このお酒を託してくれた酒蔵さんと協力して、最高の状態でお客様にお届けすることにこだわり追求しました。
ーどんなイメージでデザインされたのでしょうか?
商品開発チームAさん:パッケージデザインを依頼したデザイナーさん達と綿密にコミュニケーションをとりながらデザインをつくっていきました。革を使った理由としては、今までにない、20年の熟成酒であることを表現するためです。時間を経ることで深まる価値を表現するにあたり、風合いの変化が楽しめる革という素材が、今回のテーマにふさわしいと考えました。
ー商品の試作やテストを行う過程で、難しかったことはありますか?
商品開発チームAさん:皮を使ったパッケージはやはり前例がないので、クリアしなければいけないハードルがたくさんありました。革とお酒の両方の品質保持を考えた時、皮の匂いがお酒に悪影響を与えないか、お客様がお手元で冷蔵保管した際の耐久性には問題ないか、輸送時に結露が発生した際の影響などですね。耐久試験や輸送試験を繰り返し行い、1年以上かけてようやく商品化したデザインです。
ー「FRESH VINTAGE the epic」の推しポイントを教えていただけますか?
商品開発チームAさん:人知を超えたという表現が似合う唯一無二のテイストは、しぼりたてのお酒を氷温で長期間熟成することでしか表現することのできない味わいです。またそれを可能にする環境を20年以上前から導入し、挑戦した酒蔵さんの想いと歴史が詰まった一本でもあります。よく冷やした状態から温度が上がるにつれて変化する味わいを、リラックスした時間の中でゆっくりと味わっていただきたいです。
ー最後に、これを読んでくださっているみなさまにメッセージをお願いします!
商品開発チームAさん:200本しか現存しない希少性もそうですが、他にはないパッケージデザインも含めるとなかなか出会うチャンスのない商品だと思います。過去に1,000本以上のお酒を試飲してきましたが、美味しいと思えるお酒は数あれど、凄いと思えるお酒にはそうそう出会えません。自信をもって凄いとおすすめできる「FRESH VINTAGE the epic」を、機会があれば是非ご賞味ください。
ー以上、「FRESH VINTAGE the epic」の開発インタビューでした!
今回紹介した、「FRESH VINTAGE the epic」はこちらです。