【私の教訓6】調子に乗らない、もしくは乗っても一瞬だけ
私は調子に乗っているとき、決まってすぐに悪いことが起きます。
最近までその理由がわかりませんでしたが、今になって考えてみると単純な理由だと気づきました。それは、調子に乗っているとき「慢心から注意を怠っている」ことが原因でした。
実はこのことで、いつも思い出す出来事があります。中学のサッカーの試合での出来事です。ゴールを決めた私は、嬉しくて有頂天になっていました。よほど嬉しかったのか、大きな声をあげ、ピースサインしながら自慢し、完全に調子に乗っている状態です。側から見たら本当に恥ずかしいとしか言えない状態だったと思います。
そんな調子に乗って浮かれた状態で自分の陣地に戻っていたとき、事件は起こりました。
相手キーパーがボールを中央に戻すために高く蹴り上げたボールが、綺麗な放物線を描きながら、調子に乗りまくっている私の頭に着地。頭に強い衝撃を受けて倒れ込む私を、自分のチームと、なんと相手のチームも含めて全員が大笑いしていました。
ゴールを決めたスーパーヒーローから一転、ダサ過ぎる笑い者へと変わってしまったのです。
このとき、私は「きっとこういう星のもとに生まれたんだ。しょうがないんだ」と思っていましたが、原因はボールへの注意を怠っていたという単純なことでした。
調子に乗りすぎて慢心、そして注意を怠った結果の転落。
これは何にでも当てはまると思い、今では何かうまくいっても調子に乗らない、もしくは一瞬(10秒くらいかな)だけ嬉しい気持ちを発散し、そのあとは調子に乗らず謙虚になるようにしています。