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教えてといわれたら?

先日の記事の最後に書いた「新たな問題」について。それは「教えて!」といわれたら?です。

この間の記事で書いた「種を見破ろうとする人」と近しいけれどちょっと違う「私もそれやりたい、教えて!」というひとがでてきました。
初回は対応を全く考えておらず困りました。

これまで手品をちょこちょこと披露してみた人は、なんやかんや7〜8人くらいになりましたが、そのうちの2人くらいはそう言ってた。

身近な人間ですから言いやすいんでしょうな。
私も逆の立場なら言ってたかもしれん。いや、絶対言ってたね。

タネを明かしてやろうとする挑戦的な人には、先輩方に教えていただいた「事前に一言正直な気持ちを伝える」っていう解決方法が当てはまるのですが…
「教えて」の場合は手品自体に関心をもってこちらに頼んでくれてるわけで。
それを無下に「だめだ、けぇれ!」とつっぱねるのもなんだかなあ…
自分はなんならつい先日までその「教えて」って言う側だったし。(言ったことはないが、多分言える人が居たらな言ったであろう)
もっというなら、そこで何かを教えてその人が万が一、手品沼にハマったら万歳だとも思っています。

なら躊躇しているのは何故かというと、タネをあかすのはいわゆるタブーというのが前提としてあり、あとはモラル・ローカルルール的にはどっからどこまでOKなの?というところと、仮に教えるとしても初心者の私が解説してしまうのはどうなのかということ。
もっと難しい話になると権利的なこととか…

「ちょっと無理」と一刀両断してしまうのは簡単ですけど、その人の手品への関心を自分が断ち切りたくないし、でも初心者如きがどこまで出しゃばってもよいのかわからない。

教えてと言ってきたのは、1人は母、もう1人は6歳姪っ子(の父)
対応をあまり考えてなかったもので迷ってうやむやに切り抜けてしまって、あんまりよくない気がする。と思い、今後できる対応を考えていました。それがこれら二つ。

1.自分が習得した教材の案内
2.教えていい別の手品を用意しておく

1.自分が習得した教材の案内
あの、ふじいあきらさんの教材になるわけですが。本気で教えてと言ってる人であればこれをおすすめしようと思います。買ってくれと。
でも多分ですけど、「それやりたい、教えて」って言う人は、この場でちょいと習いたいだけで、ガッツリ教材から習いたいわけじゃないと思うんだよね…。ほとんどの場合。


2.教えていい別の手品を用意しておく
教えてもいい簡単な手品を一つか二つストックしておく。(そういったものがあるかどうかを調べるところからですが)
教えてっていわれたら「今やったやつは教えられないけど、別のやつを教えるよ」とか言って、教えられない演目は守りつつ、教えて欲しい人の欲求も満たす…子供にはいいかな?


今のとこ思いつくのはこの二つくらいかなぁ。
今後も色々考えつつ工夫していこう。

今日のイラスト

今日はパステル調に。

色を揃えていたら今日は結構時間かかったかな。最近10分以内でおさめてないな、まいっか。

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くらもと
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