”琴”の部活マンガ『この音とまれ!』
青春作品を紹介する第2弾!
『この音とまれ!』(作者:アミューさん)音楽系漫画も青春な作品ばかり!
不良だった高校生たちが箏曲部(そうきょくぶ)に入部し、全国大会を目指す物語です。
この漫画のアツさはなんといっても
登場人物たちの純真な心ですね。
「全国大会優勝」をかかげて部活に臨む彼ら。
命を懸けるほどの練習時間です。
朝練・昼練・部活・部活後練・土日練 と
ずーーーっと琴やってます。
運動部以上に練習に励む様子
琴以外はどうなってもいいんだ!というぐらいの熱狂です。
思い返してみると、
そんなに他のものを犠牲にしてまで熱狂できるものって
今まで自分にあっただろうか、と疑問です。
ある程度のバランス感覚で、適度に部活を頑張り、適度に勉強を頑張り。
本気で「全国」を目指すわけでもなければ、
じゃあどこを目指していたという訳でもなく。
主人公たちを見てると
小学生の頃にひたすら夢中になって校庭で鬼ごっこしたり泥団子つくったりしていた時を思い出すような気分になります。
熱中して、時間も忘れるくらいだった時のこと。
・・・とりあえず もっかい部活やりてえ、ってなりますね。
さらに琴の合奏がテーマになっているところがポイント。
大体の人が学生時代に
合唱・合奏コンクールなるものを経験してるじゃないですか、
その時の感覚が読み手に備わっているからこそ、
より共感が高まると思うんですよね。
そう考えると、
やはり童心に返してくれるコンテンツが青春的な要素なのか…?
ちなみに…
お気に入りの読書法としては作中に出てくる楽曲を流しながら漫画を読むこと。優しい音に鳥肌がたちます。
あと尋常じゃないくらい画がきれいなんで、イケメン×琴、美女×琴だけで眼福です。優美な琴の音と相性がいいですよね多分。
読んだことがない方はぜひ!
読んだことがある方は「ここがいいんじゃない?」的なのがあればぜひ!