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私の50歳からの定年後の準備(その8:健康第一)

健康診断

私の50歳からの定年後の準備(その4:セミナーを受講する)に書いたインディペンデントコントラクター(独立請負人)のセミナーでの話です。フリーランスにとって体は資本です。自分の体が健康でなければ何もできなくなってしまいます。健康診断は毎年きちんと受けて、調子の悪いところは直しておくことが大切だと言われました。

私は、定年一年前の会社の健康診断で再検査となってしまいました。大腸ポリープでした。内視鏡で検査して、その場で切除してもらいました。幸い悪性のものではありませんでした。

もう一つグレーゾーンにあったのは、前立腺がんのPSA検査でした。54歳の時の健康診断でPSAの値が4.7で、前立腺生検を受けました。幸いがんは見つからずに済みました。その後、定期的に泌尿器科に通院し、PSA検査を続けていました。定年前はPSAの値が6.7でした。グレーゾーンでした。10を超えたら再検査と言われました。体の中に爆弾があるような感じですね。

シニアの3K

シニアにはKで始まる三つの不安があるそうです。それは「お金」「健康」「孤独」の三つ。

歳をとれば、誰でもあちこち不調になります。むやみに心配して萎縮するのではなく、無理をしないで、健康に気をつけながら、仕事を続けていくことになります。逆に、仕事を続けているからこそ、健康を維持できるようです。

●「年を取っても働き続ける人」ほど健康なワケ/東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/163634

●親や自分の介護を考え 「終のすみか」早めに決断/朝日新聞 Reライフ
「リアル読者会議/人生100年時代の生き方とお金」採録
https://www.asahi.com/relife/article/12128202

使わないものは衰える

健康維持のためには、運動、睡眠です。そしてストレスを溜めないこと。人間は「『使わないものは衰える』状況になることが多い」のです。脳も体も怠けさせては衰えます。私は新しいことへの挑戦、新しい人との出会いが健康につながると感じています。

また自分の健康だけでなく、家族の健康にも気を使わなければなりません。老親の介護も心配です。

私は起業後も毎年人間ドックを受け、健康管理に気をつけています。ただ、前立腺がんは62歳の時にPSAの値が8.2になり、再度前立腺生検を勧められて検査しました。残念ながらがんが見つかり、摘出手術を受けました。10日間の入院ですみ、仕事も調整したので支障はありませんでした。ちなみに高額療養費制度のおかげで、医療費の負担も少なく、日本の健康保険制度の恩恵を受けました。

私の50歳からの定年後の準備(その3:本を読む)で著書を紹介した銀座セカンドライフの片桐実央さんは、シニア起業は「ゆる起業」が良いと提案しています。

●ゆる起業五原則
1) 楽しいと思える
2) やりがいを感じる
3) 経験を活かす
4) 利益を追求しない
5) 健康が1番

健康第一だと痛感します。

その9 へつづく

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