宿題の答え
あの人の出した「宿題」。
ベッドの上で、私は、う~ん、う~ん、と、30分程、考えていました。
そこで、ふっと、
(ひょっとして、私とあの人が同じってことは、この答えも、私と同じってことかな?)
と、ひらめき、
頭で考えるのをやめ、自分ならどう思うんだろう?と、自分の気持ちを感じるように集中しました。
すると、
下腹部の辺りから、
突然、
「答え」の声が聞こえました。
物理的に聞こえたわけではないのですが、
(幻聴ではないという意味です)
はっきりと、具体的な言葉が聞こえました。
(はじめて、自分の魂の声が聞こえた、、!)
と、感じました。
その「答え」は、頭で客観的に考えてみたとしても、整合性がとれているものでした。
(これが答えだ!)
そう確信しました。
しかし、答えがわかったところで、あの人に伝える手段がありません。
「宿題」は、レポート提出などを求められていたわけではなく、ただ、考えてくるように、とだけ指示されていたからです。
一体、どうすればいいんだろう?
考えても、伝える手段は、思い付かず、
ついに、
2回目の授業の日を迎えてしまいました。
つづく。