くらは と ことは
ことはちゃんは、私(くらは)と、よく似ていました。
まず、見た目。
小柄で色白。髪型は、黒髪ストレートのボブで、ほぼ同じ。
そして、服装。
ことはちゃんは、白と黒しか着ず、カジュアル。
私くらはは、黒中心で、プラス濃いめの紫や赤の差し色をたまに入れ、カジュアル。
ほぼ、同じ感じです。
学力も、同じくらいでした。
そして、あの人に惹かれていたことも、同じでした。
ただ、内面は、何か違うな、と感じていました。
一人行動の私に対し、彼女は、いつも集団で行動していましたし、
服を選ぶ動機が、私と全然、違いました。
外は似てるけど、
中は違う
そんな存在でした。
「魂の片割れ」の話の後、
どのタイミングかは、忘れましたが、
あの人が、ことはちゃんに向かい、
「お前は、偽だ!」
と、言っていました。
その時は、直感的に、魂の片割れの偽物ってことかな?と感じました。
当時、私は、魂の片割れについて、言葉を知っていただけで、どういうものかは、ほとんど知りませんでした。
偽発言の後、
女子集団の子達が、私に対し、
「ねえ、くらはちゃん、魂の片割れって何?偽って何?このままだと、ことはちゃんが壊れちゃうよ!何か知ってたら、教えて!」
と、必死に訴えてきました。
ことはちゃんは、あの人に言われたことに、心を痛め、思い悩んでいるようで、友達が助けようとしていたのです。
しかし、私も、何が起きているのか、本当にわからず、混乱していたので、何もしてあげられませんでした。
ことはちゃんも、きっと辛かったでしょうね。
私は私で、あの人に会った日から、怒涛のように不思議なことが起きてしまい、
終いには、心の声が聞こえるようになってしまうという、
とんでもない状況に置かれ、
誰にも相談できませんでした。
普通に考えたら、精神病院送り案件だと思っていたので、、
今思うと、
ことはちゃんは、あの人の偽ツインレイと言われる存在だったように思います。
だから、きっと、ことはちゃんは、あの人と別れた後の人生で、本物のツインレイに会っていることでしょう。
同じ、あの人を好きになった者として、
同じ、辛い思いをした者として、
ことはちゃんが、今、幸せになっていたらいいなあ、と願っています。