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星を見に行く

この前友達カップルに星を見に連れて行ってもらった。

その彼氏はいわゆる "走り屋" で、それこそ峠やらを運転することが好きなようだった。山の上は星がきれいに見えること、車の運転にはもってこいとのことから筑波山で星を見ることになった。


















私は町以外でしっかり星を見に行くなんて始めてだったのでそれはそれは
わくわくした気持ちともこもこ帽子とマフラーだけを持って行った。

峠をくねくねしながら登って行く。
怖いような楽しいような。
よくわからないけどもきっとアドレナリンというものは無茶苦茶に出ていたんだろうと今頃になって思う。
あの時のテンションの高さはちょっぴり黒歴史だ。
















ある程度登りきったところで車を止めた。

…上を見上げる。





















言葉にならなかった。
ここ最近、期待を上回ることが全くと言っていいほどなかったせいか、感動のさらに上の感情を抱くほど星空がきれいだった。

24歳にして星空に感動できたのは非常に誇りである。
いや、完全に星空のおかげである。



















雲も少なくて、星はより一層輝いていた。
町から見える星数よりもはるかに多かった。
宇宙が丸く見えた、まさにプラネタリウムを見ているかのような丸さ。
雲なのか天の川のような。幻想的な空の偉大さを感じた。

















気付いたらあっという間に1時間も星空を眺めてはキャッキャしていた。
その間に星空の位置もずれていた。
宇宙は不思議である。
当たり前のことすらも、たまによくわからなくなる。
これだから面白いのかもしれない。













私は一生忘れられないような1日がまた増えてしまった。

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