見出し画像

あ、もう退職しよ

今日は考えすぎて疲れた。
頭痛がして来て夜にはダウンしながら働いていた。
考えすぎだな。

朝からの情緒がとにかく不安定だった。
あーもう会社行きたくない。やだなぁ。
からの、
お昼には何かのスイッチがプツッと切れて、

「あ、もう退職しよ」

と本気で思った。
ソワソワした。
周りを見ると今まで5年以上共にして来た同僚が他人に見えた。不思議な感覚だった。










「私、そのうち退職するし、私がいなくなったら貴方たち大変だね。がんばれー。」

それくらいの気持ちを抱えたまま仕事をした。
ソワソワした。あまりにソワソワして、突然起こったその "辞めるスイッチ" を誰かに伝えたかった。
同僚に伝えられるわけがなく、他店舗の仲良い同期に「辞めようかな」なんていうLINEをした。












私はお昼休憩に入った。
すぐさま転職や退職、色々気になる事を携帯で調べまくった。調べ方が分からなくなれば、AIに聞いてみて頼ったりした。

あまりにも本音の内容すぎて引かれそう
丁寧かつみやすいかつ親身かつ優しさで泣きそうになった


調べる事を進めていくうちに、お金問題に直面した。
私は絶望した。
かといってお金の良い…というか、ボーナスと福利厚生だけは良い会社なので、ここで働き続けるのも有りと思いながらそれは心底嫌だなという気持ちと、葛藤した。

ここで私はお金が全てだと気付く。

私がもしここで退職し、バイト生活をし、転職活動を同時進行でするとすれば、お金はカツカツで、心の余裕もなくて、一体どうなってしまうのだろう。
というか辞めた所でバイト先すら見つけられず躓くのではないか?

旅行に行くことも、エステに行くことも、美容院も、マツパも、美味しいものを食べに行くのも、音楽レッスンに通うことも、全てが裕福だからこそできたこと。当たり前に思っていたことが当たり前じゃなくなったように感じて、今の環境が変わるということは、貧困生活に変わるのではないか。私はそう想像した。











現実的に考えれば考えるほど恐ろしくなった。夕方には転職なんてせずにここで働き続けるのが1番だなと思った。

あれから同期から連絡は返って来ていない。
今更やっぱり辞めるのをやめたなんて言えない。
というかどうせまた辞めたい波は来るだろうし。

何が正解で何が間違いだなんてないとは思うけど、なんだかんだ私には "現状維持" が最適なのかもしれない。

漠然と退職を考えることは今まであったけれど、ここまでいちいち心が本気になって、真剣に考えて調べたのははじめてだったな。結論は変わらなかったし、無駄に思えそうな1日だったけれど、意外と必要な時間と、労力だったのかもしれない。
頭は痛くなってしまったし、その後の友人とのご飯の予定を断ってしまったけど。

心がこれ以上病まないと良いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?