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頼ってもらえること

私は人に頼ることが苦手だ。

頼れば私は弱いですと自己表現しているように思えてしまって、弱みを握られた気になるし
異性に対して頼れば、こんなブスに頼られたところで嬉しいどころか鬱陶しいだろうなと思うし
頼るタイミングによっては相手に邪魔者としての認識をされるだろうし

とにかく "自分が誰かに頼る" ことに関してはネガティブである。











とか言いながら、なんだかんだ助けてもらって、頼らせてもらって生きてきている。人間は皆そうだけど。











逆にいえば私は "頼られる" 事が少ない気がした。
人と人は支え合って生きていくこの世の中、頼るということは小さいことから大きいことまで日常の中に頻繁にありふれているというのに、私はあまり頼られていない気がする。

そんな私に、初めて親友から弱音の長文LINEが来た。
それは、会社内の資格の面接で 圧迫面接のような圧の強く、理不尽で心底高圧的な内容を問いかけられて帰り道に泣いてしまった。というようなものだった。

愚痴は吐いても本心の弱音は聞いた事がなかっただけにより心配になった。










私なんて価値がない人間とか思って生きてきているのに、私なんかにそんな連絡をくれたことが率直に期待に応えたくなった。寄り添ってあげたかった。

というか、むしろ、私の自己肯定感の低すぎる弱音にも寄り添ってくれてるまであった。

頼ることは、時に人を救うこともあるのかもしれない。











人と人は、ちゃんと支え合って生きていることを改めて実感した。

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