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フラれる事に慣れる

私は昨日好きな人にフラれた。











そもそも告白する気は半分あるまま会って、
会ってる時に告白する気はゼロになって、
色々あって告白せざる終えなかった。

人生は何が起こるのか本当に分からない。












数ヶ月ぶりに私はご飯に誘っていた。
彼は病んでいる様子で、話を聞いてもらいたく彼の家でという提案をされた。彼の家には以前行った事がありその時に不誠実なことはされなかったし、抵抗はなかった。

昨日会った時に彼が病んでいる原因の話をしてくれた。

嫌な予感はしていたけど、恋愛絡みだった。














先輩に教わりアプリを入れて、今月から始めて1人の女の子といい感じになったそう。
2回目のデートで告白をするも、返事を保留され、後日電話でセフレが2人同時進行でいた事を告白された。さらに返事は1週間待ってほしいと言われている最中に私と会っている。

嘘つけないその女の子も、彼も、2人とも混乱している。それを聞く私はもっと混乱している。

それを悟られまいと、平常心で話を聞く私。













彼は、その女の子との返事をくれるタイミングの電話で、付き合う事になったとしてもその子に対しての不信感を抱き続けたまま付き合うという事が不安に思っているようだった。
正直私もそれは応援できないかもしれない。
でもここでマイナスな事を伝えたら私は、私の好意がバレた時に自分の欲を語るモンスターに思われてしまうのがもっと嫌だった。だから私はなるべく彼の気持ちを悟って肯定し続けた。辛かった。私の方が、苦しかった。









雑談もあいまって楽しく話す中、突然彼が不意に落ち込み始めて、落ち着きなくソワソワし始めた。

すると言われた言葉。「甘えたい」だった。

悩んだ阿月勇気を振り絞った一言なのは目に見えて感じ取ったが、ここでハグをするのは訳が違う。

それをすればその女の子と同じような事をしているし、好きでもない女にハグを求めるのは違う。
そんなことよりも、私がここでハグをしてしまったら私は自分を傷つける。自分を守らなくてはいけない。

だから私は断った。











「好きな人がいる人とハグはできないかな」

…ちゃんと言えた。
…ちゃんと断れた。

彼の辛い心情も理解できるし、私がその立場でも誰かに身体的に寄りかかりたくなるとも思うけれど、誠実さには欠けると思った。

その後は少し時間を空けてから拒否した理由を正直に話した。














ハグを拒否したのは、私があなたを好きだから、自分を傷つけたくなくて。と伝えたら私の好意に驚いてた。

好きな人に好きな人がいる状態で、付き合いたいなんて気持ちは曝け出せないしそこまで思ていないから、それは今は違うと伝えた。

彼もまずその子と付き合うのか、好きなのか、すらあやふやに困惑している今恋愛向いてないかもというフェーズに入っているみたいだし、私は好意伝えるだけ無駄だったんじゃないかなんて思うけど、私が伝えられてスッキリした気持ちと、誠実に対応できた自己満と、ハグしてあげたかった、ハグしたかったという自分の欲の後悔と、叶わない恋をしてしまったという辛い状況に苦しんでいる。












3月に体の関係から始まった人にフラれ、
4月に友達の彼氏と言うことを知らずに好きになり勝手にフラれ、
11月に好きな人に好きな人がいてフラれた。

フラれるにも何パターンあるんだよ。
と、思いながら、書き綴った、失恋記事。

こんな私にも幸せが来るといいなあ。
自分へ、幸あれ。

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