くらげシステムの過去作を振りかえってみたよ。
ゴールデンウィーク中に、過去作品の画像を整理したので、ここにまとめて紹介しようと思います。紹介するパターンは
●「作品名」
初頒布日、イベント名
コメント
という構成になっています。
●ランキングバトル
2005/12/29、C69
くらげシステム処女作。アイドルマスターの二次創作。
有名ブログに記事が載ったおかげで500部頒布。
大成功でもあり、勘違いの出発点でもある。
ゲームシステムは、3枚ポーカーによるランク入れ替えレース。
このシステムは「第二回チキチキ十二支大レース」の元になっている。
●オーディションバトル
2006/5/3、都産祭
調子に乗って夏コミを待たずに2作目。アイドルマスターの二次創作。
前作の反省を活かし、箱にPP加工をした。
ダイスドラフトをして、カードで構成されたコースを進む双六風バトルゲーム。
「ハプニング☆ロケ」と思わせて、メダルゲーム「ファンキューブ4」の「ハイスクールぱらダイス」がインスパイア元。
このシステムは「ぐるぐるドーナツ」の元になっている。
●Fate/サーバントビッグバトルカードゲーム
2006/8/11、C70
相方、MOMIIの初作品。Fate/Staynightの二次創作。
マスターとサーバントの組み合わせがランダムになるが、推理要素が少ないので先にバトルを仕掛けた方がやや不利。
インスパイア元は「ラッツィア!」。
●キミキスカードゲーム スティールハート
2006/8/11、C70
大怪我した作品その1。キミキスの二次創作。
会話ジャンルを選んで、ヒロインの好感度を上げるのが目的。
キスが売りのゲームだったので、キスシーンの効果を強くしたら、やり過ぎてしまった。
●エントリーバトル
2006/12/29、C71
アイドルマスターの二次創作。
ここから箱サイズ、カード枚数ともに半減してコンパクトに。運搬の取り回しは楽になった。
765AS、12組の中から合格者2組を推理していくゲーム。
この頃は、如何にしてイラストを増やさずにゲームが作れるかに挑戦していた。個人的に気に入っている作品。
●SOS団の待合
2006/12/29、C71
相方、MOMIIの2作目。涼宮ハルヒの憂鬱の二次創作。
エントリーバトルと個別に進行していたので、ほとんどタッチしていない。
インスパイア元は「ミッキーの5リンクス」。原作者の南郷氏に会場でご挨拶できたのが思い出。
●アピールバトル
2007/8/17、C72
アイドルマスターの二次創作。単体作品はここで一休み。
手札のある神経衰弱。取ったペアの得点は、ゲーム終了時の流行色が影響して変化するシステム。
アイマスを知っている方には受けが良かったが、知らない人には流行色の概念が伝えずらかった。
●もっ★てけ
2007/8/17、C72
相方、MOMIIの3作目。らき☆すたの二次創作。
変形の花合わせ。カード枚数が足りない所を、ルールで無理やり抑え込んだため、ちょっと乱暴なシステムになってしまった。アイデアは面白いので、いつかリベンジしたいと思っている。
●SPWC
埼玉プロレス10醜捻祈粘 妄想怪人総進撃みたいな!
2009/8/14、C76
番外編。サークル「初っ切りプロレス」様謹製、くらげシステム全面協力な作品。
「埼玉プロレスを知っている人がどれだけいるか?」に加えて、「そのゲームは誰が買うのか?」というニッチさ。
今回、改めて見直してみると、けっこうルールは面白いので、今度ちゃんと紹介しようと思います。
●Witch's Strike
2011/8/12、C80
本業が忙しくて間が空いてしまう。4年ぶりの新作。ストライクウィッチーズの二次創作。
イラストが締め切り過ぎても来なくて困った思い出だけが残っている。
トランプの「ゴップ」をベースに、キャラ支援ルールを追加したシステム。
●ダイスガールズ
2012/8/10、C82
ここから始まる私の伝説。アイドルマスターの二次創作。
今までの反省を活かして安価・軽量に特化したシステムを狙った。
当初はすべてユニーク能力にしようと思ったが、バランス調整の負担が増える一方と判断して、現在の形に落ち着いた。
●ダイスガールズ track2
2012/12/30、C83
第2弾。ここからシンデレラガールズ主体になってくる。
この頃は声付きアイドルの方が少なかったので、優先的に選んでカード化していった。
カード裏面に「MobaM@S」とあるように、この頃はスマホアプリではなく、ガラケーアプリでした。
●ダイスガールズ track3
2013/8/12、C84
第3弾。基本的にキュート、クール、パッションの三属性を6キャラずつ収録する予定だったが、いきなり属性配分を間違え、クール8キャラ、パッション4キャラの収録となる。この差分は次の4弾で修正される。
人気キャラが寄ったためか、売れ行きの良い弾となっている。
●ダイスガールズ track4
2013/12/30、C85
第4弾。前弾の収録ミスをフォローするため、クール4キャラ、パッション8キャラを収録。
ヒーロー好きのアイドル、南条光ちゃん(下段中央)のイラストで時代が分かる。時流に流されないようなイラストに変更した方がよいかも。
●ダイスガールズ track5
2014/11/16、ゲムマ14秋
第5弾。またも本業が忙しくなり、この弾から間が空いてしまう。
この頃からキャラの選択について、人気キャラは属性をなるだけ均等に散らし、全体の1/3程度にするという方針ができてくる。
●ダイスガールズ track6
2018/11/24、ゲムマ18秋
第6弾。なんと前弾から4年も空いてしまう。それでも人気が続いてくれていたアイマスと、買い続けてくれるユーザー様に感謝!
怪我の功名というか、4年の間にシンデレラガールズ本編でのキャラの深掘りや、TVアニメ化などがあったので、キャラを選ぶのが楽しくて仕方なかった。
●ダイスガールズ プロデューサールール
2018/11/24、ゲムマ18秋
増えてきたアイドルたちを数多く活躍させためのルールとして開発。
プロデューサーとしての成長ルールを取り入れ、キャンペーンゲームができる様にした。
一番参考にしたのは「GURPS」。
●マツのアナ
2018/11/24、ゲムマ18秋
大怪我した作品その2。おそ松さんの二次創作。
インスパイア元は「PIT」だが、カードプールが少ないために、とても淡白なゲームになってしまった。
予定では「イヤミ」や「だよ~ん」も入れた12キャラだったが、半分にしたのが致命的ミスだった。
●ダイスガールズ track7
2019/5/25、ゲムマ19春
第7弾。この頃から本格的に通販サイトに手を出し始め、イベント以外でも頒布数を増やしていけるようになってきた。
収録アイドル数も全体の半分を超えてきた弾なので、新規のユーザーがまとめ買いしてくれるケースも増えてきた。
●第二回チキチキ十二支大レース
2019/5/25、ゲムマ19春
オリジナル作品第1弾。ゲームマーケットの規模が年々拡大していて「二次創作禁止」と言われかねない状況だったのを覚えている。その対策として取り組んだ作品。ランキングバトルをリデザインしたもので、個人的にはかなりのお気に入り。小学生に受けが良いのが嬉しかった。
●ダイスガールズ track8
2019/11/23、ゲムマ19秋
第8弾。この弾から本格的にアイマス越境開始。シャニマス19キャラ(当時はノクチル登場前)を収録。
シャニマスのキャラは属性に縛られていないので、「オール属性」と「ヌル属性」のルールを追加した。
●うしコロ
2019/11/23、ゲムマ19秋
オリジナル作品第2弾。相方、MOMII原案の作品。
「牛を投げるんよ~」と言われて、猛反対した記憶があるが、結果としては完売御礼となった。
人のデザイン個性を否定から入ってはいけないという良い教訓となった作品。
●ダイスガールズ track9
2020/8/22、北海道ボドゲ博2.0
第9弾。ゲームマーケットが開催自粛になったため、初頒布が北海道ボドゲ博となる。
意図せずして、18キャラ中4キャラも眼鏡キャラが集中。
この頃からコンプリートを意識し始めたので、次弾から収録ペースを加速する事となる。
●ぐるぐるドーナツ
2020/8/22、北海道ボドゲ博2.0
オリジナル作品第3弾。相方、MOMII原案の作品。イラスト原案、きりんなべ先生。
色とりどりのドーナツトークンを見せられて、「これゲームに使えないかな~」と相談されたのがきっかけ。
紹介動画に挑戦した作品なので、思い入れは強い。
●ダイスガールズ track10
2020/11/14、ゲムマ20秋
第10弾。アイマス越境弾で、ミリオンの39組を収録。ミリオンの特徴を出すのにとても苦労した。結果として「MIX」という、カードの上にあるダイスの数をフラグとした能力を作った。トータルでの収録アイドル数は200名超え!
●ヒプマイカードゲーム Flip!Flip!!Flip!!!
2021/3/28、ゲムマ21大阪
久々にアイマス以外の二次創作。ヒプノシスマイクを題材にした作品。
ゲームシステムは二人対戦の変形神経衰弱。
女性向けコンテンツなのだが、意外と男性ファンが手にしてくれる。とても嬉しい。
●ダイスガールズ track11
2021/4/10、ゲムマ21春
第11弾。今更だが、カードのID番号は基本アイドルの名前順にしている。例外としては、トリオで能力を揃えたい時で、順番を後ろに回して揃えている。今回はディアリースターズの3名がそのポジションにいる。夢子ちゃんの扱いにとても悩んだ。サイネリアは次回収録予定。
という訳で
2005年から16年間、27作品を一気に振りかえってみました。
今後も「自分たちの好き」を続けられるように、力まず、くらげの様に自然体で同人活動を続けていけたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
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