桃太郎を題材にしたミュージカルを見てから行きたかった神社に行って
ここは、自宅の近所の神社。学区が違うので、あることは知っていたけど、行ったことなくて。でも、ミュージカルを見る数日前に、温羅(鬼のモデルになった朝鮮からの移民と言われる方々)の首を祀っている神社なんだということを教えてもらった。で、行こうと思っていたところ。
今日のお供の靴はFUROSHIKI
地面の感覚がすごく身体に伝わってくる。気持ちいい。
とっても小さな神社。これが首塚。
なんというか、とっても懐かしい気持ちになった。で、懐かしくて、何だか涙が出てきた。・・・そんな時に、階段の下で猫がにゃーと散歩しとった。この辺の子なのかも。警戒心があまりなさそうだった。
なんとも落ち着く場所でした。
それから、やっぱり行きたくなってしまった龍泉寺。
多分、あっちの方の山が鬼ノ城。ここからでも見えたんだな。
この龍王池も、桃太郎の猿のモデルになった楽々森舎人(ささもりのとねり)という神様が作ったと言われている。
池に来ると、青陵神社で感じたような心地よさを感じる。
ミュージカルの中に、吉備の国の人々と温羅の人たちの交流が描かれていた。本当に交流していたんだと思う。きっと、暖かい時間が流れていたんだろうな。龍王池からの鬼ノ城を見ていたら、そんな気持ちになった。
そんな今日は、龍泉寺で、犬ともすれ違った。いつもは、散歩させている人がいるのを遠くから見ている感じだったのだけど、今日はすれ違った。
キジはいなかったけど、鴨が泳いていた。
フカフカの芝生、落ち葉のカサカサする感じ、苔のふかふかする感じ、石のコロコロした感じ、岩のゴツゴツ・・・たくさんの感触が身体に伝わって気持ちよかった。
歩いていたら、後ろからくる車が、エンジンの音で、どのくらいの大きさかわかった。ただ、交差点が近かったり、混んでいる道は、混線する感じがしてわかりにくくなった。
日々、いろんなことを感じている。
もっともっと日常でも研ぎ澄ませることができる。
皮膚という境界線は、思っている以上に、たくさんの情報量を感じ取っている気がする。
そして、身体の細胞の一つ一つが、何かを記憶していて、今の自分の肉体じゃない時に感じていたことも、思い出すこともあるのかもしれない。
そんなことを思いながら散歩してきたのでした。
もうすぐ春だな。
風は冷たいけど、日差しが春の感じがした。