見出し画像

薬を飲んだらすぐ困りごとが消えるの?

• 薬がすぐ効くかどうかは、薬の種類によって違います。

• 発達障害の薬にはいくつかの種類があります。それぞれの薬がどのぐらい効くかは、薬を飲む人の体質によって違います。

• あなたにどの薬が合うかは、すぐには分からないことが多いです。その薬が合うのかは、一度試しに飲んでみないと分かりません。

• 主治医があなたの体質や生活に合った薬を見つけるためには、薬を飲んで起こった変化や、これからどういう生活をしていきたいかを、主治医にきちんと伝える必要があります。

• 自分に合う薬を見つけるまでに色々な薬を試す必要がある場合、望んでいる効果が出るまでに時間がかかることもあります。

• 実際に薬を飲むことになったときは、このパンフレットに書いてある、薬やお医者さんとの付き合い方を参考にしてください。

発達障害じゃない人が、発達障害の薬で集中力を上げられる ?

• 発達障害の薬は、発達障害でない人には効かなかったり、効き方が違うことが多いです。発達障害でない人が飲むと、ひどい副作用が出て、苦しむこともあります。

• たとえ家族でも、自分以外に処方しょほうされた薬は、飲んではいけません。

• 本来使ってはいけない人が処方薬しょほうやくを使うと、薬の処方に制限がかかったりして、その薬が必要な人が困ることになるかもしれません。

• 生活の中で困りごとがあって薬を試してみたい場合は、お医者さんに相談しましょう。

(第三版/最終更新日:2024.4.7)

#発達障害 #ASD #大人の発達障害 #解説 #大人のADHD #発達障害グレーゾーン #薬 #ADHD #広汎性発達障害 #大人のASD #自閉スペクトラム症 #発達凸凹 #向精神薬 #発達障害者 #精神医療 #自閉スペクトラム #注意欠如多動症 #高機能自閉スペクトラム症 #分かりやすく解説 #成人期ADHD #ADHD対策 #ADHD当事者 #ADHD薬 #ASDとADHD

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?