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薬を飲んだり、病院に行ってみたいけど、まわりの人が反対している

• まず、反対している人になぜか聞いてみましょう。

• その人自身の経験から、反対していることもあります。薬の副作用でつらい思いをしたり、お医者さんに困りごとを理解してもらえなかったりした経験があるのかもしれません。

• 発達障害への理解は、この 10年間で大きく進みました。 発達障害のことをよく知っている医療者も、少しずつ増えてきています。使える薬が増えて、リハビリの方法も変わりました。

• また悲しいことに、精神科医療せいしんかいりょうに対する偏見がある人もいます。

• 障害や病気があることは恥ずかしいことではないし、診断がつくことによってあなたの価値が損なわれることはありません。

• 障害や病気の診断を受けたことや、障害者手帳しょうがいしゃてちょうを持っていることを、ほかの人に知らせるかどうかは、本人に決める権利があります。基本的には、 他人があなたに障害や病気のことを話すように、強制する権利はありません(※保険の契約などでは、正直な申告が必要な場合があります)。

• あなたの人生はあなた自身のものです。 病院に行くかどうか、薬をどのように使うかを決める権利はあなたが持っています。

• 未成年の場合は、まず相談できる大人を探しましょう。 学校の担任や保健室の先生、スクールカウンセラーや 児童館の先生はどうでしょう?

• 子供向けの相談窓口もあります。
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最初の1、2人に ちゃんと聞いてもらえなくても、あきらめないで。 味方は案外近くにいるかもしれません。

(第三版/最終更新日:2024.4.10)

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