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発達障害の薬にはどんな効果があるの? ②

• 発達障害の薬を飲んでも、定型発達ていけいはったつ(発達障害ではない人)に生まれ変わるわけではありません。薬を飲んでも、あなたはずっとあなたのままです。

• でも、薬をうまく使えば、困りごとや生活の負担を減らすことができる可能性があります。

• 薬は一度飲み始めたらずっと同じものを飲み続けなければいけないわけではありません。

• 解決したい困りごとや、生活が変わったら、そのたびに薬の量や種類を調節したり、薬を飲むのをやめるか主治医しゅじい *と相談しながら決めていきます。

発達障害の薬を飲むと、どんないいことがあるの?

• 薬が効いている間は、発達障害による困りごとやしんどさを減らすことができます。一度薬が効いた状態を経験してみてから、そのまま飲み続けるか、薬がなくてもやっていけそうかを決めることもできます。

• 薬が効いている間に、勉強や仕事、生活がうまくいく経験をしたり、工夫する練習を積むことができます。

薬の助けを借りてうまくいった経験や、トレーニングしたことは、薬を飲むのをやめた後もずっと人生の助けになってくれます。

*主治医・・・いつも診察してくれる、担当のお医者さんのこと

(第三版/最終更新日:2024.4.7)

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