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「発達障害の薬はじめてガイド」初のローカル版(千葉県・君津市版)発行!!

お久しぶりの更新になってしまいました。中の人1号の仲田です。
ついに新年度がはじまりましたが、いかがお過ごしでしょうか。実は、3月15日に、千葉県の君津市手をつなぐ育成会さんと一緒につくった「発達障害の当事者とまわりの人の薬はじめてガイド・君津市版」が発行されました!!

「発達障害の薬はじめてガイド」君津市版

活動開始したときから「ローカル版」を作りたいと思っていたので、とても嬉しいです。本編(P39まで)は、第二版と同じ内容で、そこに君津市独自の福祉情報などを3ページ追加した形になります。

40ページ:君津市で障害福祉サービスを受けるにはどこに相談すればいいの?

困ったら、市役所の障害福祉課へ行ってみよう、というタイトルで、相談先の情報が載っています

41ページ:「ライフサポートファイル」ってなんだろう?
どこで手に入れることができるの?

当事者の支援に関わる方々が、支援の内容などを共有するのに使う「ライフサポートファイル」の説明

42ページ:君津市手をつなぐ育成会の想い

障害のある人の保護者の団体である、君津市手をつなぐ育成会の説明

裏表紙(奥付)

39ページまでと、40ページ以降(ローカル版独自部分)を分けた奥付になっています。

君津市版、こんな風に作りました

発端は、私たちの発送依頼フォームに、君津市手をつなぐ育成会の方からご連絡をいただいたとのことでした。2月末でNPO法人格がなくなるにあたって、最後の予算で「薬はじめてガイド」を印刷して君津で配りたい、という大変ありがたいお申し出でした。パンフレットの存在は、Twitterで知ってくださったそうです。

せっかく作るなら、君津市独自の情報も載せましょう、とご提案し、そこから君津市版を一緒につくらせていただくことになりました。支払いの締め切りが迫っていたため、急ピッチで製作を進めました。障害福祉課をはじめとするさまざまな連絡先の情報や掲載の仕方は、君津市手をつなぐ育成会さんのほうで毎日のように市役所の担当者さんとやり取りをしていただき、それを受けてこちらで最終的な文章やデザインをご提案するという形でした。
最後はいつもの前田印刷さんに、たくさんレイアウトなどの調節をしていただきつつ、ついに完成!!となりました。

納品後はさっそくいろいろな場所に設置されたようです。君津市の図書館では1週間で59冊も手に取っていただいたそうで、私たちも驚きました。いつも、つくばや富山の市役所には15冊ぐらいずつの設置をお願いしているのですが、もっと増やしたほうがいいのかもしれません。(※図書館に関しては、自治体によって民間のパンフレット設置がOKのところとNGのところがあり、全ての図書館に設置できるわけではないようです)

図書館に設置されているパンフレット

君津市周辺にお住まいの方で、君津市版パンフレットに出会えた方は、ぜひゲットしてください!

また、君津市版PDFは、君津市手をつなぐ育成会さんのWebサイトや、私たちのWebサイトからもダウンロードできます。すぐ読みたい方はこちらもどうぞ。

ローカル版をもっと作れたらいいな~と思っています

財源の確保が難しい場合は、一緒に助成金を取るところから始めるのでも大丈夫です。こちらは研究者のチームですので、申請書作成のノウハウはあります。ご所在の都道府県や市町村のローカル版を作りたいという方、ぜひご連絡ください。noteのコメントや、TwitterのDMでも良いのですが、メールが一番見ます。ddmed@kuracilo.comまでメールください。


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