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発達障害の薬にはどんな効果があるの? ①

• 薬は発達障害によって起こる「困りごと」を減らす方法のひとつです。特に、ADHDやASDによって起こる困りごとには薬がよく使われます。

•例えば、 ADHDの薬を使うと、気が散って何も手につかない時間を減らしたり、落ち着いてじっと座っていられる時間が長くなったり、やるべき作業に集中して取り組めるようになることが多いです。

•1つ1つの薬についての説明記事は、ADHDの薬はこちらその他の薬はこちらです。

•同じ診断名(障害名)であっても、使われる薬が違うことがあります。脳のどこで情報がうまく伝わらなくなっているのかは、人によって違うからです。

• また、発達障害だから必ず発達障害の薬だけを使わなければいけない、というわけでもありません。

• お医者さんは、あなたの話を聞いて、あなたがどんな体質で、困りごとを減らすためには何が必要かを考えます。そして、あなたの困りごとに一番効きそうな薬を選んで処方しょほうしてくれます。薬以外の対策が必要そうなら、アドバイスをくれることもあります。

どの薬を使いたいか、または薬を使わないかは、あなた自身がお医者さんと相談しながら選ぶことができます。

• 薬について疑問があったり、 治療の方針(見通し)が分からなくて不安な時は、遠慮なくお医者さんに質問しましょう。

• 薬を使わない時でも、お医者さんとのコミュニケーションに困ったときは、このパンフレットの 3章(マガジン:お医者さんとのコミュニケーション)を参考にしてみてください。

エドヒデさんのイラスト

(第三版/最終更新日:2024.4.5)

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