最初の最初

今、私は料理を作ることでお金を稼いでいます。仕事としては、至極当たり前のことですが、仕事を離れた場所でそんな話をすると、多くの人、特に年配の女性に「なんで料理に興味を持ったの?」「小さいころから好きだったの?」「うちの子(孫)(小学生・幼児)にも料理覚えさせたい」なんていわれます。

私はある意味恵まれた環境にいたのだと思います。料理の下手な母がいて、決しておいしい料理ではなかった。「文句があるなら自分で作りぃ」なんて言われ、祖父母が畑でいろんな野菜を作っていた。なので、野菜は使いたい放題だったので、たとえ皮をどんな分厚く剥いて、焦がして、失敗しても無駄って言われなかった。

そして何より食い意地が張っていたことが大きい、例えば「リンゴが食べたい!」と思った幼稚園児の私は当然包丁で皮を剥けない。んじゃピーラーで向けばいいんだと思う。素麺も飽きたと思えばスライサーでキュウリを千切りにして、味付けのをハサミで切り、刻み海苔にしたり、そんな風に食べる事に貪欲だった事それが起源だと思う。​

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