AI耐性の強い3つのキャリア戦略とは?
1.未来と過去の関係
「過去を遠くまで振り返るほど、未来もそれだけ遠くまで見渡せる」と、かつてチャーチルは語りました。
2022年現在、AIの台頭で今までクリエイティブとされてきた職業も、キカイ化・自動化されつつありますが、まずは未来のことを考える前に、過去にどのような職業が「文明の利器」によって消滅していったかを見てみましょう。
かつて「コンピューター」という職業があったことをご存知でしょうか?
日本語名にすると「計算手」で、計算をする仕事でした。
次に「点灯夫」というガス灯に火を付ける職業もありました。これはガス灯の発明以来、生活に欠かせない安定職で、夜の街を照らす重要な職業でした。
「洗濯婦」という職業もありました。水道のインフラが整っていない時代の洗濯は水運びがも必要だったこともあり、全ての工程を行うとかなりの重労働だったため、洗濯を代行する職業が数世紀に渡り存在しました。
これらの職業が、みなさんも日々触れているPCや電球、洗濯機も発明により、職業としては不要になり、大量の失業者を出してきました。
今まで消えていった職業たちは機械化・電気化がトリガーとなり消滅しましたが、今回、大変革のトリガーとなっているのは紛れもなく「AI」です。
今までのトリガーと性質が異なるのは、人間の脳の仕組みを模したDeep LearningがAIを支えているため、人間が経験を貯めてできることは殆どAIもできてしまうということです。
そのため、AIの進出先はジャンルを選ばず、あらゆる領域に渡り、今までになく多くの人に対して失業の危機を与えています。
では、超クリエイティブなイメージの強いデザイン領域へのAIの進出事例を見てみましょう。
2.デザイン業界へのAIの進出
1時間で1000パターンのセンスの良いパッケージデザインを作り、さまざまな観点で順位付けしてくれるAIが2021年に登場しました。
デザイナーの方はこれを聞くと「ヤバい」と思うかもしれません。
デザイナーという職業は、なくなりはしないと思いますが、確実に必要な数は減っていくでしょう。
また、別の流れもあります。私も使っていますが、オーストラリアのCanvaを使うと大量のセンスいいテンプレートデザインから、サムネイルやプレゼン資料の図、結婚式の招待状に至るまで、あらゆるデザインを高品位に仕上げることもできる時代になっています。
では、このような時代に例えばデザイナーはどのようなキャリア戦略を持つべきなのか?
こういったAI時代の現状をさまざまな確度から理解した上で、自分のキャリアを俯瞰して考えることができるようになることを意図してこの書籍は生まれました。
3.本書の4つの構成
本書は「問題提起」「解決策の提示」「実践法」「未来へ」の4部で構成されています。
マニュアル型業務を行なっている人や、非マニュアル業務だがシングルスキルでキャリアを形成してきた方、マルチスキルを武器に活躍さている方など、さまざまなタイプの人にお勧めの戦略を詳しく解説しています。
(特にこのデザイナーの例は下記の第3章で詳しく解説。)
ぜひ、AI時代は戦略的にキャリアを形成し、AIに怯える未来ではなく、自分が描いた未来を生きて欲しいと願っています!
動画版はこちらをどうぞ!
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Bow Booksによる本書の紹介は下記になります!
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