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クリスマスリースの季節ですね

今年はリースのレッスンを増やそうと考えていたのですが、結局 レギュラーチームのみの開催となりそうです。

クリスマスリースは、日本人の好きな『縁起物』だと思っています、私。

リースは、古代ローマ時代が起源とのこと。古代オリンピックの勝者が頭に月桂樹のリースを乗せている姿は、皆さんイメージできるのではないでしょうか。
最初はお祭りなどで冠として身につける装飾用で、後にお祝い事だけでなく葬儀の石棺に付けたりする様になったようです。
そして、冬でも緑が美しい常緑樹や針葉樹でリースが作られ「豊穣や豊作祈願」の象徴として使われることにもなり、リースの形に「永遠の愛」の意味合いを持たせ、トゲトゲしているヒイラギの葉をはじめとする針葉樹を入れることで「魔除け」効果も加わっています。
日本の正月飾りや 節分のヒイラギの枝と鰯の頭を門戸に飾って邪気払いをするのと同じですね。
そう!日本人に馴染み深い「縁起物」なのですよ。
日本の現代住宅には、門松よりクリスマスリースの方が似合うし、リース自体はキリスト教由来ではなく 古代からその地域によって使われる素材も様々で 決まりはない訳ですから、各自のクリスマスっぽいと思う材料でリースを作って飾れば良いのです。自由って素敵!

一昨年の今頃、noteにこう書いた

材料の針葉樹たちの良い香りに癒されながら、丸い形に心もまるくなり、思い思いのオーナメントを付けて、出来上がった達成感に浸る…自分で作ったリースを飾って過ごす時間が「丁寧な暮らし」を実践できてる感じで気分が良い、と参加者の皆様が仰っております。

いいことだらけですがな…(誰?)


今年の私のリース

いいなぁと思っているから、もっと多くの人に制作する機会を作り 喜んでもらいたいと考えていた訳です。

現役時代の忙しい頃に 月8チームもボランティアでレッスンしていたのだから、時間のある今なら沢山の機会を作れるはずなのです。

しかし、忙しい方が多くのことを成し遂げられるタイプのようで。
暇になると途端に何もしなくなっています。年を取ったから出来なくなっているのかもしれません。

参加者の皆様作 直径40cm以上です

先日、20代からの友人とお喋りしていて、お互い真面目過ぎで 余計なお節介が過ぎ、他人に過剰な親切心を注いで来たけれど、相手には迷惑なことだったかもしれないね…という話になりました。
軽い気持ちで相談してきた相手に、コンサルタント?カウンセラー?有料級?な対応を全力でやってしまいがちな自分達を笑いながら、「もうしない!」と決意表明したのです。

リースは「永遠」の象徴とされます。切れ目のない円形で終わりがないから。
…余計なお世話をもうしない との決意は、そう簡単に止めることができないかもしれません。そういう性分ですから。

その友人は、ご近所のレストランの経営不振を心配して、経営者本人以上にサービスや経営そのものを真剣に考え 店頭に必要と思われる備品まで購入設置してあげるほどの、過剰ぶりです。経営者の親戚でも友人でもないのに…です。
そういう人だから、私は一生お付き合いしたいと思っているんですけどね。


リースの作り方が知りたかった方は、昨年の記事をご覧くださいませ。
最後まで読んでくださったのに…こんな話でごめんなさいね。人は、ぐるぐると同じところを回りがちってことです。


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